建築家の妻へようこそ
建築家の妻
(通称:建妻_けんつま)
建築家である夫の口癖や言論を忘れないようにするために(役に立つか立たないかはわかりません)ブログに忘備録として書き残しています。


建築家である夫は、様々な建物の設計をしており、応援をしたいと思っています。非常に納得のいく意見もあります。


ただ結婚できない男も建築家ですし、もちろん。そこまで偏屈ではないですが。


建築家という職能。
建築家という人間。
建築家という生活習慣、思考の癖。


はものすごいです。


こだわりや、執着心。感覚的なセンス。
特殊な人間の才能ではないかと思う反面。
それが、逆に怖くもあります。


建築家の妻である、みなさま。

建築家の友人である、みなさま。

建築家の恋人である、みなさま。


に対して

心より敬意を示して

届けたい「言葉」をお伝えできればと思っています。

年間48本の赤ワインを飲んだ結果、選ぶワインの値段はいくらになった?

photo of wine bottles on rack

建築家の夫

かなりのお酒好きです。

週末にはワインを少なくとも1本開けています

コンビニワイン(アルパカ、コノスルや各コンビニブランド)から始めて

かれこれ10年ちょっと

最初は500円くらいで

たまに奮発して1000円ワイン!

味もわからないので、とにかくジャケ買い!

最初はまったく国とか品種とか考えず、値段だけを見て選んでいたとのこと
コンビニやスーパーの戸棚の下の方とか、安いエリアでにらめっこ
そして、日常的にいつも飲んでるのと比べて

徐々に・・・

1000円ワインがうまいの美味いの!

気付き始めたらしい・・・

そりゃそうだわ

目次

飲めば飲むほど違いがわかってくる”沼”

どんな趣味でも言えることですが
長く続けていくほど
趣味の奥深さや楽しさ、もっと知りたい!体験してみたい!
となると思うのですが

ワインも然り

飲み慣れてくると、どんどんとレベルアップしていきたくなるものなのです

たまに贅沢なんて、ワインではよくあること
誕生日やクリスマス、仕事で頑張った自分へのご褒美 などなど

考えれば、贅沢なワインを飲むタイミングなんて

いくらでもあるのです。

そして建築家の夫は

500円と1000円ワインの違いがわかってきたので、ついに2000円ワインに手を出したのです!!

500円と1000円ワインの違いについては、今後お伝えしていきたいと思うのですが
ジュースで例えると果汁が違う!

素人考えですがそんなことらしいのです。

ワインの価格がなぜ違うのか?500円〜1万円〜数10万円

なぜワインの飲み物に対してこうも価格に違いが出てくるのか?

500円のワインもあれば、1000円、2000円、3000円、5000円さらに1万円

その上は数10万円

なんてのもあります。

普通にデイリーに飲むのは1000円〜5000円

価格を決める「ワイン葡萄の品質」

テロワールを表現するためには、凝縮された果実味が必要なので、ワイン葡萄の木にどれだけ土地のテロワールを濃縮する手間をかけているか?に根本的な品質の違いがあります。

  • 土地に対するワイン葡萄の木の密度
    (木を植える間隔が広いのか、狭いのか?広いとより土地の栄養を吸い上げられる)
  • ワイン葡萄の木のブドウ一粒にどれだけ、土地の栄養を凝縮しているか?
    (1本のワイン葡萄の木を手入れし剪定して、どれくらいのブドウを収穫するか?)

結果として、手間をかければかけるほど、ワイン用のブドウ一粒の品質(テロワールの濃縮・凝縮感)は高くなる。一方で人件費もかかるため、価格は高くなる。

ここで少しワイン葡萄の特徴についてお伝えします。

ワイン葡萄の味は「テロワール」と言われるように、その場所の風土・土地の味を反映しています。

テロワール(terroir)とは
ブドウ畑を取り巻く自然環境要因のことで、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指す語である。
フランスのワイン法(原産地統制名称法)のベースとなり、特定地域、特定の地区、固有のブドウ畑から造られるワインは特有の個性を表すという考え方です。気象条件(日照、気温、降水量)、土壌(地質、水はけ)、地形、標高などブドウ畑を取り巻く全ての自然環境を意味します。近年では造り手もテロワールの1つの要素として含めて使われている場合もあります。

そして、ワイン葡萄用の木はどんな果樹よりも土地の個性を反映しやすい傾向にあり
「〇〇町」みたいなものだとあまりにもエリアが広すぎて
「〇〇さんの畑」というほど、限定された土地に対して


ワイン葡萄として適しているかを判断する必要があります。
まさに地図でいうところの”点”ほどの狭いエリアでしか取れないワイン葡萄も数多く存在しています。

ワイン畑に行くと、「1等地と2等地、その他」のような

クリュCru(フランス語)という考えで

なんとワイン畑が3段階に格付けされています。

「グラン・クリュ(特級畑)」「一級畑」「格付けなし」

そしてその格付けは土質・場所・環境によって決まっていることが多いのです。

また、その土質があるからといって良いワイン葡萄ということではなくて

色々な組み合わせが、複雑に絡み合って

まさに”点”という狭いエリアまで絞られていくのです。

そして建築家の夫としては
以下のようにワイン葡萄のことについて考えているとのこと
土と場所と環境(気候)ですね

なんか気候って聞くと

中学高校の地理みたいな、ケッペンの気候区分みたいですね。
A(熱帯)、B(乾燥帯)、C(温帯)、D(冷帯)、E(寒帯)など、、懐かしい

ワイン葡萄の質(格付け)を決める3要素=テロワール
  1. 土質・・・その土壌自体の質(砂質・粘土質など)
  2. 場所・・・樹が植っている場所(高低差、傾斜)
  3. 環境・・・気候(乾燥しているor雨が多く降るのかなど)

こんな感じでワイン葡萄の品質=価格の違いについて
理解いただけましたでしょうか?

わたしは

建築家の夫が言っていることで


なんとなく、ワイン葡萄の手入れの手間で
濃いか薄いか?が決まって

そもそものワインブドウの味は人の手でどうすることもできず
土地(もう決まっているし、他に替えがない)は変えられない

ということだと理解しました。

となると濃いか薄いか、がワインの価格を決める訳で
それが500円〜1、2万円くらいのレンジだと思うのです

基本的には格付けのないワインを飲んでいるので

格付けなしで

フランス・イタリア・スペインなら
2000円〜5000円

チリ・オーストラリア・アメリカなどのニューワールド系なら
1000円〜3000円

がレンジ相場なのかなというところです。

ここに格付け要素(グラン・クリュなど)が出てくると、1万円とか2万円とか
に一気に跳ね上がります
これは、人の手間というより、需要と供給により価格が決まっていると思います。

格付けのワイン葡萄は
そもそもの生産量が圧倒的に少なく、希少価値が高いため

当然欲しい人がたくさんいると

価格は高くなるのです。

そして、飲み比べしていくのに最適なのは、こういう何本もセットで販売されているものがおすすめです。
価格帯が揃っていたりするので、産地ごとの味の違いがわかりやすく、デイリーワインを見つけられることができます。

まずは

いくらのワインを飲んでいるのか?
どこの地域?

くらいを知っていればワインの入口としてはバッチリです!

おすすめデイリーワイン(2000円〜3000円)

建築家の夫が好んで飲んでいる銘柄をご紹介します。

基本的にフランスワインというより、イタリアワインが好みのようです。
それはコスパという点で
お手頃な価格で
美味しいワインが味わえるのだとか

最近はニューワールドにはまりつつあり

ニュージーランドが推しとのこと

今回はイタリアワインを中心にセレクトしています。

ぜひお試しあれー

これまでのワイン記事

楽天ROOMも始めましたので、是非こちらもチェックしてみてください!

建築家の妻(子育て・ワイン・ガジェット)

こちらは移転前のブログです。以前の記事は、是非こちらからご覧いただけると嬉しいです!

photo of wine bottles on rack

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