毎月ワインにいくら使っている?デイリーワインの相場はいくら?年間48本の赤ワインを飲んだ結果、ワインの値段はいかに?!

建築家の夫
かなりのお酒好きです(やけ酒もたまに)。
週末にはワインを少なくとも1本開けています。
ワイン飲みはじめの頃は、コンビニワイン(アルパカ、コノスルや各コンビニブランド)から始めて
かれこれ10年ちょっと
最初は500円くらいで、ワインを飲むこと自体にすごく満足していたようですが
たまに奮発して1000円ワインに挑戦することも徐々に多くなっていきました!
でも・・・
味もわからないので、とにかくジャケ買い(ワインラベルの見た目だけで判断)!
最初はまったく国とか品種とか考えず、値段とワインラベル(見た目)で選んでいたとのこと
コンビニやスーパーの戸棚の下の方には、安いエリアがあるので
腰を屈めてでにらめっこ
目が見える高さは売れ筋商品なので1000円、2000円。一番上の段は5000円くらいのものまで商品が置いてあるようでした。
ワイン初心者の頃は
「ワインに5000円なんて、お金を出せるわけないだろう・・・」
と思っていたそうです。
そして、日常的にいつも飲んでるのと比べて
徐々に・・・
1000円ワイン・・うまい!
と、少しずつ気付き始めたらしい・・・
そりゃそうだと思うけど
建築家の夫曰く
にごりが違うんだな。500円のはぶどうの果実が薄く感じる。薄められたような印象。1000円を超えてくると重厚感がある。これがワインなんだ。
ちなみに、建築家の夫は好んで赤ワインしか飲みませんので
「ワイン=赤ワイン」のことです。
飲めば飲むほど違いがわかってくる”ワイン沼”
どんな趣味でも言えることですが
長く続けていくほど
趣味の奥深さや楽しさ、もっと知りたい!体験してみたい!
となると思うのですが
ワインも然り
飲み慣れてくると、どんどんとレベルアップしていきたくなるものなのです
贅沢したい気分の時に良いワインを開けたくなるモノ
これはワイン通(ワイン沼にどっぷりハマった人)の巷では日常茶飯事のこと
誕生日やクリスマス、仕事で頑張った自分へのご褒美。今日はよく歩いたなぁ。
などなど、些細なことがワインを飲む動機付けになるのです(おそろしい・・・)
考えれば、贅沢なワインを飲むタイミングなんて
いくらでもありますね。
そして、なんと建築家の夫はついに・・・
500円と1000円ワインの違いがわかってきたので、ついに2000円ワインに手を出したのです!!
500円と1000円ワインの違いについては、濃度が違う。
2000円になると、香りも違う!
素人考えですがそんなことらしいのです。
そこでデイリーワインの相場は皆さんどれくらいお金かけているのか?
とても気になってきました。
週1本飲む場合のデイリーワインの相場
- 1本500円なら、2000円(ワイン本4/月)
- 1本1000円なら、4000円(ワイン本4/月)
- 1本2000円なら、8000円(ワイン本4/月)
これが高いのか、はてまた安いのか?
ワイン好きとはいえ、みんながいくらお酒にお金をかけているのか気になる。
ビールに換算した時の毎月のお酒の相場
とりあえず生ビール350mlの24本入を2ケース買って毎晩飲む人もいるだろうとのことで、こちらを参考にしてみたいと思います。
建築家の夫が好きな銘柄であるキリン一番搾り、オレンジピールの効いたクラフトビールの銘酒「水曜のネコ」をベンチマークとしたいと思います。
こんなに飲むか?という疑問は置いておいて
キリン一番搾り9190円(191.4円/本)
キリン一番搾り12799円(266.6円/本)

と1万円前後くらいが
お酒付きの人の相場なのではないかと思っています。
他にもウイスキーや焼酎、あと炭酸代(ハイボールのための)などをいれるともっとかかる。
ということは1万5000円くらい使っていても、おかしくない気もします。
カクヤスというお酒付きにとっての楽園のような会社が提供してくれるデータによると、1万円以上使っている方はなんと約40%もいることがアンケート結果で明らかになっています。そして約30%が5000円〜1万円。
このアンケートはおそらく酒好きの方が多く参加しているのだろうと推測しています。(だってなんか、高すぎるから)
といっても飲む量だけでなく、飲むお酒が「高いor安い」によっても差があると思うので、
こんなものだと理解しましょう。
とすると月にビール缶を48本飲んでいてもまったくおかしいことではないということです。
そして週1なら2000円のワインを飲むことは
月8000円なので
平均以下のコスパでお酒が楽しめている
ということになります。(素晴らしい!)



ワインの価格がなぜ違うのか?500円〜1万円〜数10万円
なぜワインの飲み物に対してこうも価格に違いが出てくるのか?
500円のワインもあれば、1000円、2000円、3000円、5000円さらに1万円
その上は数10万円
なんてのもあります。
普通にデイリーに飲むのは1000円〜5000円だとしても、価格差に5倍の差があります。
ワインの価格を決めているものについて知っておく必要があります。
なぜなら、価格(ワインをつくる手間)がワインの味わいそのものに、大きな影響を与えているからです。
テロワールを表現するためには、凝縮された果実味が必要なので、ワイン葡萄の木にどれだけ土地のテロワールを濃縮する手間をかけているか?に根本的な品質の違いがあります。
- 土地に対するワイン葡萄の木の密度
(木を植える間隔が広いのか、狭いのか?広いとより土地の栄養を吸い上げられる) - ワイン葡萄の木のブドウ一粒にどれだけ、土地の栄養を凝縮しているか?
(1本のワイン葡萄の木を手入れし剪定して、どれくらいのブドウを収穫するか?)
ここで少しワイン葡萄の特徴についてお伝えします。
ワイン葡萄の味は「テロワール」と言われるように、その場所の風土・土地の味を反映しています。
テロワール(terroir)とは
ブドウ畑を取り巻く自然環境要因のことで、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指す語である。
フランスのワイン法(原産地統制名称法)のベースとなり、特定地域、特定の地区、固有のブドウ畑から造られるワインは特有の個性を表すという考え方です。気象条件(日照、気温、降水量)、土壌(地質、水はけ)、地形、標高などブドウ畑を取り巻く全ての自然環境を意味します。近年では造り手もテロワールの1つの要素として含めて使われている場合もあります。
そして、ワイン葡萄用の木はどんな果樹よりも土地の個性を反映しやすい傾向にあり
「〇〇町」みたいなものだとあまりにもエリアが広すぎて
「〇〇さんの畑」というほど、限定された土地に対して
ワイン葡萄として適しているかを判断する必要があります。
まさに地図でいうところの”点”ほどの狭いエリアでしか取れないワイン葡萄も数多く存在しています。
ワイン畑に行くと、「1等地と2等地、その他」のような
クリュCru(フランス語)という考えで
なんとワイン畑が3段階に格付けされています。
「グラン・クリュ(特級畑)」「一級畑」「格付けなし」
そしてその格付けは土質・場所・環境によって決まっていることが多いのです。
また、その土質があるからといって良いワイン葡萄ということではなくて
色々な組み合わせが、複雑に絡み合って
まさに”点”という狭いエリアまで絞られていくのです。
そして建築家の夫としては
以下のようにワイン葡萄のことについて考えているとのこと
土と場所と環境(気候)ですね
なんか気候って聞くと
中学高校の地理みたいな、ケッペンの気候区分みたいですね。
A(熱帯)、B(乾燥帯)、C(温帯)、D(冷帯)、E(寒帯)など、、懐かしい
- 土質・・・その土壌自体の質(砂質・粘土質など)
- 場所・・・樹が植っている場所(高低差、傾斜)
- 環境・・・気候(乾燥しているor雨が多く降るのかなど)
こんな感じでワイン葡萄の品質=価格の違いについて
理解いただけましたでしょうか?
わたしは
建築家の夫が言っていることで
なんとなく、ワイン葡萄の手入れの手間で
濃いか薄いか?が決まって
そもそものワインブドウの味は人の手でどうすることもできず
土地(もう決まっているし、他に替えがない)は変えられない
ということだと理解しました。
となると濃いか薄いか、がワインの価格を決める訳で
それが500円〜1、2万円くらいのレンジです。
そして、建築家の夫は
いつも格付けのない、デイリーワインを飲んでいるので
独断と偏見のデイリーワイン相場はこのくらい
フランス・イタリア・スペインなら
2000円〜5000円
チリ・オーストラリア・ニュージーランド・アメリカなどのニューワールド系なら
1000円〜3000円
がレンジ相場なのかなというところです。
え、、2000円からかなり上ぶれてるけど・・・
仮に1本5000円で週1本だと、月2万円(4本開ける)だし
月のお酒代の相場的には、そこまで高いわけではないのかな??
でも、フランスとか昔からの良いやつは値段が高いです。
そして、やはりニューワールド系(500円ワインもこっち)
は美味しくて安いコスパワインが多いので、デイリーワインとしてはニューワールド系が断然おすすめ!
ここに格付け要素(グラン・クリュなど)が出てくると、1万円とか2万円とか
に一気に跳ね上がります
これは、人の手間というより、需要と供給により価格が決まっていると思います。
格付けのワイン葡萄は
そもそもの生産量が圧倒的に少なく、希少価値が高いため
当然欲しい人がたくさんいると
価格は高くなるのです。
そして、飲み比べしていくのに最適なのは、こういう何本もセットで販売されているものがおすすめです。
価格帯が揃っていたりするので、産地ごとの味の違いがわかりやすく、デイリーワインを見つけられることができます。
まずは
いくらのワインを飲んでいるのか?
どこの地域?
くらいを知っていればワインの入口としてはバッチリです!
おすすめデイリーワイン(2000円〜3000円)
建築家の夫が好んで飲んでいる銘柄をご紹介します。
基本的にフランスワインというより、イタリアワインが好みのようです。
それはコスパという点で
お手頃な価格で
美味しいワインが味わえるのだとか
最近はニューワールドにはまりつつあり
ニュージーランドが推しとのこと
今回はイタリアワインを中心にセレクトしています。
ぜひお試しあれー










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