ハイエースバンDXで家族4人が快適に車中泊する方法を考えてみた|2段ベッドキット|キャンプ道具の積載もOK|MGRCustoms

MGRCustoms(以下MGR)のベッドキットが気になっています。ベッドキットの中でも特に2段ベッドが気になっています。というのも家族4人で車中泊するとなると、フラットベッドでは手狭で、安定して快適に寝る環境を整えるために2段は必須条件。床面積的には3倍になるので、1段では得られない広さを感じされるはず。カプセルホテルのような狭い空間にはなりますが、寝るだけなら問題ないと踏んでいます。



MGRの2段ベッドキット(パンチカーペット)、上段は最下段に設定すると、ベッドサイズは以下です。
上段ベッド(奥行き161㎝、幅155㎝)
下段ベッド(奥行き193㎝、幅154㎝)
パターン1|2段目最下段(天井まで39㎝)、下段最上段(床下41㎝)の場合
カタログ数値的には
上段37㎝(ファブリック生地)、39㎝(パンチカーペット)
下段41㎝の時、中段は高さは39㎝(ファブリック生地)、41㎝(パンチカーペット)
とマット厚さの違いにより、有効高さに2㎝の違いがあります。
価格も「ファブリック生地は178,000円」、「パンチカーペットは108,410円」と7万円の差があります。
7万円でベッドマットを買おうとすると、割と高級なマットが買えるので、ファブリック生地を選択する理由は少ないので、迷わずパンチカーペットタイプを選択しました。

また、2段ベッドの上段で大人が寝ることを想定しているので、2段目のベッドは最下段のものを注文します。


パターン2|2段目最下段(天井まで39㎝)、下段リア席合わせ(床下33㎝)の場合
上段37㎝(ファブリック生地)、39㎝(パンチカーペット)
下段33㎝の時、中段は高さは47㎝(ファブリック生地)、49㎝(パンチカーペット)
クッション材が無い分パンチカーペットの方が有効高さを確保できます
2段目はベッドの上で寝る人の快適さを優先して、最下段(天井まで39㎝)とします。そして今回は下段をリア席の高さに合わせた高さとします。
そして下段の高さ調整により、後席を倒した際に座面部分までフルフラットな空間を使えます。


ここまでいくと奥行きは2m41㎝と、車中泊にとって快適な空間。
でも無駄に長すぎる気もします。
ちなみに上段を外すとフラットベッドとしても使えます。
少し取り外すのは億劫ですが
このようにすると、ここで食事をすることもできます。

そして、下段をリア席高さに合わせたことによって、収納が減るのですが
下の写真のように(ただの動画の途中なだけですが・・・)

一番後ろのマットはベッド展開しないことにします!!
補強バーも取っ払います。
すると、高さ88㎝の収納高さが確保できるので、大変便利になります!
そして、そこまで高さいらないよということであれば、常設棚として使ってもいいと思います。
なぜなら、2m41㎝もあるので、後ろ側に荷物が載ったままでも寝れます!
ということはベッドとしては使わないけど
荷物置き場として使う
が最適解な気がしますので、以下の荷物を収納することにしたいと思います。
2段目の荷物リスト(高さ49㎝、幅154㎝、奥行き約50㎝)
- 車載冷蔵庫
- 着替えなど
1段目の荷物リスト(高さ33㎝、幅154㎝、奥行き約194㎝)
- テント(大型シェルター)
- タープ
- ギアボックス(食器など)
- 調理器具
- ポータブルバッテリー
- こども用品(こどものおむつ、ミルク、おもちゃなど)
骨組みはこのような感じ
両サイドにベッドキットのベースを設置し、真ん中は補強材をつっかえ棒のように配置しています。


二人旅ならフラットベッドで十分
本当はよくSNSで見かけるような、車内に片側にソファベンチがあり向かいにカウンターキッチンがあるスタイル(夫婦二人旅)に憧れていました
でも家族4人で寝ることを最優先と考えた時に、これでは寝れないな・・・
と思ったことで
今では2段ベッドに心惹かれています。
ぜひ製品をチェックしてみてください。
個人的にはクッション材が入っていなくても、キャンプで使うようなベッドマットを代替することで、予算を抑えた方がテント泊でも使えるなど、汎用性があるのでオススメです。
クッション材ありはこちら

クッション材なしはこちら

人気記事はこちら
-
2025年1月|ハイエースの受注再開について|キャンプ用の車中泊仕様のベッドキット|ランクル70・250を諦めた
ハイエースの購入を検討していたものの受注停止となっており、中古車で探すしかありませんでした。しかし、2025年1月に受注再開がされたとのことで、ディーラーに急遽問… -
キャンピングカー仕様|ハイエースの純正ナビを変更したくなった理由|大画面のおすすめ社外カーナビ|パノラミックビューモニター
ハイエースの純正ナビは必要十分な機能はあるものの、画面サイズが7インチと小さく、キャンピングカー仕様として考えた時に不満があります。キャンピングカーでの車内移… -
擬似FIREでやりたいこと|山中湖の湖畔で車中泊をしながらコスパ良く暮らす|山梨県山中湖村|ハイエースのある暮らし
擬似FIREで山中湖の湖畔で車中泊をする方法について調べてみました。ハイエースで車中泊をする前提でRVパークで宿泊費を抑えながら「美味しいものを食べる。絶景を眺め… -
キャンプ業界に暗雲?|コロナ禍で急増したキャンプ場は大丈夫?|キャンピングカーの「ケイワークス」が破産申請(社長が夜逃げ)
キャンプ業界に忍び寄る暗雲の一角、キャンピングカー購入の検討に入れていた「ケイワークス」の突然の破産申請。自分たちは幸いにも数ヶ月前にキャンピングカーの商談… -
2025年1月|受注再開されたハイエースの中古車情報について調べてみたけど、スーパーGLはすでに受注枠がなかった
2025年に受注再開されたハイエース購入の検討にあたり、2025年1月に売りに出されているハイエースに関して相場を調べてみたとのこと、その情報をもとにこちらに掲載して… -
車中泊家族4人の寝方|ハイエース車中泊するためのベッドキットは全部で4種類。タイプ別におすすめを調べてみた|セルフDIY
ハイエースの購入が決まり、納車まであと数ヶ月、家族4人で快適に車中泊するためにベッドキットを導入したいと思っています。車中泊用のベッドキットを調べると大きく4…
新着記事はこちら
-
ハイエースDXの快適化計画|ニトリで購入したマグネットグッズで内装の鉄板を利用し便利収納を手軽に増やす|車中泊初心者向け
ハイエースDXの車中泊快適化計画のカスタムとして、ニトリで買えるマグネット系の便利グッズを導入しました。ハイエースDXは内装が金属の素地でマグネットを利用するこ… -
道の駅「なるさわ」は富士山の見える絶景車中泊スポット|隣接して温泉があるので富士山周辺の観光拠点にピッタリ
富士五湖周辺で車中泊に最適なスポットを探していたところ、道の駅「なるさわ」が想定以上に快適な車中泊スポットだったので、その理由についてお伝えしたいと思います… -
カーサイドタープとしてキャプテンスタッグのカージョイントを利用。タープ設営が劇的に楽になり、時短キャンプが実現できた
ハイエースDXを購入し、早速キャンプでカージョイントで手持ちタープを使用してみたら、設営が劇的に楽になり時短キャンプでアウトドア時間を思う存分に楽しめたので、… -
車中泊オススメアイテム|防虫ネットと鍵付換気用ストッパーで防犯対策|虫対策と暑さ対策のためバックドアを最大限に活用する
ハイエース車中泊の網戸問題。夏の車中泊であれば尚更のこと、車のどこかを開けて外の空気を車内に取り入れないと快適な車中泊はできません。しかし、窓を開けるという… -
Daytona(デイトナ) DE01X|車内積載、アクセサリー、組み立てのレビュー|山中湖1周ぶらりサイクリング
Daytona(デイトナ) DE01Xは折りたたみ電動自転車で、ハイエース車内への積載は容易にできます。また組み立ても簡単で、輪行ポタリングが気軽に行えます。今回は車内で… -
ハイエースの乗り心地改善|運転席の座面と背板にクッションを敷き振動を軽減|BONFORM(ボンフォーム)ファイテンGEL
ハイエースの乗り心地は噂に聞いていた通り「揺れる・跳ねる・エンジンの振動が伝わる」など、今までの乗用車と比べて過酷な車内環境でした。なんとか身体への負担を減…