関東近郊の車中泊スポット|高速道路のサービスエリア、道の駅などの無料駐車場を調べてみた|ファミリー向け・前泊が目的

関東近郊の無料の車中泊スポットを前泊目的で調べてみたところ、高速道路のサービスエリア、道の駅が利用できそう。湾岸沿いの公園も車中泊はできそう。ファミリー子連れには綺麗さ、広さ、安全性を重視しますが、SA・PAはトラック運転手の休憩所となっているので、大型車が近くならないような場所を中心に選んでみました。
東京都内には様々なイベントや施設があり、関東近郊(神奈川、千葉、埼玉がメイン)からアクセスしやすい無料の車中泊スポットを調べてみました。主な目的は、前泊に利用することです。ファミリー子連れ目線で「きれいさ、広さ、安全性」を重視して、車中泊しやすそうな場所を見つけれればと思っています。
今回は、観光地でゆっくり滞在するための車中泊ではなく、「翌朝の移動をラクにするために、夜のうちに近くまで進んでおく」という前泊目線です。対象は、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、道の駅など、無料で駐車できる休憩施設。ファミリーで使うなら、駐車場の広さ、トイレの使いやすさ、大型車との距離、子どもが少し遊べるか、騒音がどれくらい気になりそうかが重要です。
サービスエリアには「上り、下り」があり目的地の方向によっては、一回降りてから再度入場するなどの手間がかかりますが、車中泊スポットが見つからないエリアでは、そのような手段も使わざるを得ないのかなと思います。
また街中のコインパーキングなどに宿泊することも、NGではないですが、トイレの問題や、安全面で懸念があるので今回は除外します。
サービスエリア、パーキングエリア、道の駅は、基本的にはドライバーの休憩施設です。
あくまで、
夜のうちに移動する
眠くなる前に安全な場所で休む
翌朝の目的地に近づいておく
子どもの朝準備と渋滞を避ける
という「前泊・仮眠」目的の使い方です。
東京都内の車中泊スポット事情
東京都内には車中泊スポットが多くありません、というか、ほとんどありません。埋立地である湾岸沿いの公園に車中泊できるとされている公園の無料駐車場(有料の場合もあります)を利用しているに過ぎません。
本来の駐車場の目的と違う用途で使うと、いずれ閉鎖されたり、ネガティブに捉えられたりすることがあります。長野県諏訪市がその例で、湖畔沿いの無料駐車場が車中泊禁止になってしまいました。

諏訪市の二の舞にならないように、移動中の休憩(=車中泊も休憩のひとつ)が目的となっている、高速道路のサービスエリアや道の駅で車中泊することは目的と用途が一致しているため、大きな問題にはならないと考えられます。
都内近郊のオススメ車中泊スポット
都内近郊にエリアを広げて、車中泊ができそうな場所を探してみることにします。きれいで広く、安全面を重視します。高速道路のサービスエリア、道の駅について調べました。
| スポット | 所在地 | 種別 | 駐車場の規模 | ファミリー向け度 | 静かさの期待値 | 入浴施設 | 前泊目線のおすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 川口ハイウェイオアシス(上り) | 埼玉県 | ハイウェイオアシス | 首都高側:大型52台・小型151台 | 高い | 中 | なし | 高い |
| 三芳PA(下り) | 埼玉県 | PA | 大型112台・小型152台 | 中〜高 | 中 | なし | 高い |
| 都筑PA(上り) | 神奈川県 | PA | 大型38台・小型163台 | 中 | 中〜高 | なし | 中〜高 |
| PaSaR幕張(下り) | 千葉県 | PA | 大型82台・小型186台 | 中〜高 | 中 | なし | 高い |
| Pasar蓮田SA(上り) | 埼玉県 | SA | 大型132台・小型354台 | 高い | 中 | なし | とても高い |
| 道の駅いちかわ | 千葉県 | 道の駅 | 大型48台・普通車69台 | 中 | 低〜中 | なし | 中 |
| 道の駅べに花の郷おけがわ | 埼玉県 | 道の駅 | 大型43台・小型194台 | 中〜高 | 未知数 | なし | 中 |
ファミリー前泊で見るべきポイント
駐車場が広いか
子ども連れの前泊では、駐車場の広さはかなり重要です。
狭い駐車場だと、到着が遅くなったときに停める場所を探すだけで疲れます。さらに、大型車の近くしか空いていない場合、アイドリング音や出入りの音が気になりやすくなります。
小型車の台数が多い場所は、それだけで安心材料になります。
今回の7か所では、Pasar蓮田SA(上り)の小型354台がかなり大きく、前泊候補としてはかなり有力です。
大型車と普通車の距離感
車中泊で気になるのは、施設のきれいさよりも、実は音です。
大型トラックのエンジン音、冷凍車の音、深夜の出入り、バイクの音。これが重なると、子どもは寝られても大人が寝られないことがあります。
普通車と大型車のエリアが分かれているか、普通車エリアの奥側に停められそうか、という視点で見ると使いやすさが変わります。
子どもが少し遊べるか
前泊だけとはいえ、子ども連れの場合は「寝る前に少し体を動かせるか」も大事です。
その点では、川口ハイウェイオアシスはかなり魅力的です。隣接するイイナパーク川口には、フワフワドームなど小さな子ども向けの遊び場があり、園内には歴史自然資料館や地域物産館もあります。
ただし、公園の利用時間は限られているため、夜遅く到着して遊ぶというより、夕方に着けると楽しめる場所だと思います。
お風呂はない前提で考える
今回調べた7スポットには、刈谷ハイウェイオアシスのような温浴施設はありません。
ここが少し残念なところです。
家族で前泊するなら、
自宅でお風呂に入ってから出発する
途中の日帰り温泉に寄ってから入る
汗をかく季節はボディシートや着替えを多めに持つ
という運用が現実的です。
1. 川口ハイウェイオアシス(上り)|埼玉県
川口ハイウェイオアシスは、今回まず第一候補にした場所です。
理由は単純で、ハイウェイオアシスという名前に対する信頼感です。
わが家は刈谷ハイウェイオアシスに何度もお世話になっていて、ハイウェイオアシスと聞くと「きっと間違いないだろう」と思ってしまいます。
ということで、まず第一候補になりました。
刈谷に比べて、駐車場が狭そうなのが気になります。周りにはちびっこゾーン遊具広場、フワフワドームなるものもあり、子供連れには良さそうな施設だと思います。
そして、個人的に一番惜しいのは銭湯や温浴施設がないこと。
これだけ子ども向けの要素があるなら、お風呂まであれば完璧なのに……と勝手に思ってしまいます。今後の開発に期待したいところです。
銭湯はないのが、なんでだろう?と不思議なくらい、勝手ながら、今後の開発に期待します!

刈谷ハイウェイオアシスは温泉あり、遊園地あり、観覧車ありの子供にとっても大人にも最高の休憩所です。ぜひ一度立ち寄ってみてください。今度レポートを書いてみたいと思います。
2. 三芳パーキングエリア(下り)|埼玉県
三芳PA(下り)は、関越方面に向かう前泊候補として使いやすそうな場所です。
駐車場は大型112台、小型152台。PAとしてはかなり規模があり、施設も充実しています。
上りの三芳PAはPaSaR三芳として有名ですが、下りも十分に前泊候補になると思います。
駐車場が広く、施設も充実しているため、選びました。上り下りともに広くて車中泊するには十分かと思います。大型車の駐車スペースが大部分を占めているのが気になりますが、最前列を狙っていきたいと思います。
3. 都筑パーキングエリア(上り)|神奈川県
都筑PA(上り)は、第三京浜道路にあるパーキングエリアです。
駐車場は大型38台、小型163台。小型車の台数が多く、大型車がそこまで多くない点が特徴です。
小型車と大型車が明らかにエリア分けされており、比較的静かに車中泊できそうなため選びました。
ただし、第三京浜という立地上、旅行の前泊というよりは、横浜・川崎・都内方面の移動途中で休む場所という性格が強いかもしれません。
たとえば、神奈川方面から都内を抜ける前に休む、夜の移動で眠くなったら立ち寄る、という使い方に向いています。
ファミリーで「ここを目的地に前泊する」というより、移動ルートに合えば使いやすい場所です。
4. PaSaR幕張(下り)|千葉県
PaSaR幕張(下り)は、京葉道路の幕張PA内にある商業施設型のパーキングエリアです。
駐車場は大型82台、小型186台。規模としては十分大きく、千葉方面への前泊候補として使いやすそうです。
最近整備されたであろう、きれいな施設。幕張なのに横浜名物の崎陽軒のシウマイ(特製焼売が特に絶品、建築家の夫はチャーハン弁当にハマっている)が買えることで有名。
車中泊の前泊は、基本的には寝るだけです。
でも、夕飯にちょっと楽しみがあるだけで、かなり旅っぽくなります。
幕張は、ディズニー方面、房総方面、千葉市方面へ向かう前泊にも使いやすそうです。

パサールは首都圏近郊に数店舗あります。実は三芳(上り)もその仲間。

5. Pasar蓮田サービスエリア(上り)|埼玉県
Pasar蓮田SA(上り)は、今回の中でもかなり本命に近い候補です。
駐車場は大型132台、小型354台。NEXCO東日本の公式情報でも、かなり大きなサービスエリアであることがわかります。
同じくパサールの巨大サービスエリア。北にサービスエリアの名残があるが、混雑が原因で、こちらに移転したという、まさに北関東からの玄関口で大本命(物流の要所だと思う)。
実は大宮駅にある鉄道博物館に行きたいと思っており、前泊するならここかなと思っています。
上りなので、目的地との方向は少し悩ましいところですが、夜のうちに近くまで移動しておき、朝の渋滞や子どもの準備を減らすという意味では、十分候補になります。
銭湯がないので、家で風呂に入って、ここで寝ます。

6. 道の駅いちかわ|千葉県
道の駅いちかわは、千葉県市川市にある道の駅です。
駐車場は大型48台、普通車69台。大型車と普通車の駐車場が分かれているため、車中泊の前泊候補としては悪くなさそうです。
大型トラックと普通車がエリア分けされていて、車中泊に適していると思いましたが、夜間のバイクや大型トラックの出入りが多くあるため、騒音を気にされているというコメントをよく見かけました。
実際毎日、うるさいというわけではないと思うのですが、当たってしまった時の対策として、耳栓は必要かと思います。
子どもは意外と寝られても、大人が音で起きてしまうことがあります。
道の駅いちかわは、外環道や市川周辺のアクセスを考えると便利な場所ですが、「静かに寝る場所」として期待しすぎない方がよさそうです。
7. 道の駅べに花の郷おけがわ|埼玉県
道の駅べに花の郷おけがわは、比較的新しい道の駅です。
駐車場は大型43台、小型194台。小型車の台数は多く、前泊候補としての余地はありそうです。
個人的には、立地だけで考えると、川口ハイウェイオアシスや三芳PAの方が使いやすい場面が多いかもしれません。
一方で、埼玉北部、桶川、上尾、川越方面に用事がある場合は候補になります。
ちなみに、わが家では「オッケー」と名のつく施設に対して、建築家の夫が少し辛口でした。
「普通の商品を高く売る施設だ」
「クレープなんぞ、原価も知れている」
「ビッグサイズなど、いらない」
などと申しておりました。
もちろん、これは完全に個人の感想です。
道の駅は、休憩だけでなく地域の食や買い物を楽しむ場所でもあるので、子ども連れならむしろ楽しい可能性もあります。
ファミリー前泊で持っていきたいもの
遮音性抜群の少しお高い耳栓
愛用しているアイマスク(夫)
愛用しているアイマスク(わたし)ちょっと良いやつ
どんな車でも対応可。大きいのを買っておけば間違いない
車のサイズに合わせて枚数を増やして使うのがおすすめ
防災用にもあると便利「おふろですよ」
車中泊には、臭わない袋が必需品
家電使わなくても、これがあれば気軽にいつでも安心の車中泊ができる

| 持ち物 | 理由 |
|---|---|
| 耳栓 | 大型車、バイク、深夜の出入り対策 |
| アイマスク | 照明が明るい駐車場でも寝やすくする |
| 窓用シェード | 外からの視線と光を防ぐ |
| 子どもの着替え | 汗、飲み物こぼし、朝の着替えに備える |
| ボディシート | 入浴施設がない前提で使う |
| 小さなゴミ袋 | 車内のゴミをまとめるため |
| 朝食用のパン・飲み物 | 朝早く出発したいときに便利 |
| モバイルバッテリー | 車のバッテリーを使わずスマホを充電するため |
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それではまた、次の記事で!
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