草津温泉の湯畑観光駐車場で車中泊|湯畑エリアに近く、冬の日帰り温泉巡りや草津観光に最適な無料ではない車中泊スポット

草津温泉の湯畑観光駐車場は、温泉巡りに最適な車中泊スポットです。車中泊のできる有料駐車場で、値段は1泊1000円と格安な割に湯畑エリアが近く、目の前にコンビニ、すぐ近くにスーパーもくべえがあり、惣菜等晩酌の買出しにも便利。さらに無料の日帰り温泉である共同浴場(地蔵乃湯、白旗乃湯、千代の湯)が気軽に利用できる距離にあり、朝昼晩と温泉三昧の草津観光ができること間違いなしの場所です。
以前、北関東の無料車中泊スポットを調べていて、実際に今回行ってみた感想をお伝えしたいと思います。

草津温泉市街地の地図はこんな感じ。中心に位置する湯畑が拡大されていますが、バスターミナルの目の前が、今回紹介する車中泊スポットの湯畑観光駐車場です。

車中泊スポット
1階駐車場出入口が右手(白のハイエースが入ろうとしている場所)、左の方が2階駐車場出入口です。

1階は自動精算機(料金後払いでクレジットカードなどの電子マネーで決済ができる)で精算すれば済むので非常にスマートです。
2階は管理人が待ち構えており、料金を現金で前払いすればOK。「1泊でお願いします。」とお伝えすれば大丈夫です。支払いを済ませると、車中泊カードをもらえるので、駐車中は見えるところに掲示して、帰りに返却という流れ。やや手間に感じるけど、静かに車中泊できるのは2階ですので、おすすめは2階。
宿泊料金は1000円(15時〜翌10時まで)超過分は30分100円。少し早めの13時〜前入りする場合はプラス700円で、1700円かかります。連泊する場合は、10時以降は西の河原露天風呂のさらに奥の天狗山P1駐車場が無料なので、そこに一旦駐車して時間になったら、また戻るという方法がオススメです。

1階駐車場の利用案内ですが、2階駐車場も同じです。
2階駐車場|車の出入りがなく静かに過ごしたい方向け|景色も良い
2階駐車場は夜間は閉鎖されているので、車の出入りがなく、車中泊の環境としては静かに過ごせて良いです。道路側も交通量が少ないため、どこでも良いと思います。
ただ、昼間の入場時に場所を指定されるので、夜になって空いてきたら、トイレの近い階段側(道路の反対側、湯畑に近い方)に移動することをオススメします。
車からの景色ですが、奥の草津村役場(塔みたいなのがあるやつ)もライトアップされるなど、景色も良いです。

1階駐車場|トイレに行きやすく便利|早朝に出発したいなど融通がきく

1階駐車場はよくあるパーキングと同じ形式なので、ストレスは少ないです。高さ制限が2.2mなので、車高の高いキャンピングカーなどは停められません。またいつも混雑しているのは1階なので、2階に誘導している看板がありました。
駐車場はごく一般的な駐車場です。車幅が窮屈といったこともありませんでした。


施設概要
トイレ
トイレは一般的なトイレに比べると綺麗な方だと思います。小規模ながら、室内はエアコンが設置されており、冬場は結構暖かいです。扉のあるなし、エアコンのあるなしは結構重要ポイントですよね。

ゴミ置き場
ゴミ置き場が設置されているので、車中泊ユーザーのことを考えてくれていると思います。ありがたいですね。

自販機
自販機コーナーはありませんでしたが、目の前にコンビニ(ローソン)があるので、特に問題ないと思います。
地元の強い味方|スーパーもくべえ
惣菜やお酒などの晩酌の買い出しはスーパーもくべえが間違いないです。夜20時まで開いています。
おすすめは想像以上に肉厚のハムカツ、酢豚、てんぷら(単品で少しずつ選べるのが嬉しい)、じゃがいもフライ(結構ヴォリュームある)。
たまに店の前に焼き鳥屋さんが来ているので、見かけたらラッキー。注文時に「塩orたれ」を決めて、その場で温め直してくれます。
客層は地元の方が来ているのと、観光客らしき人もちらほら。車中泊だけでなく、バス帰りに軽食を買って帰る、ホテルに素泊まりなど、草津温泉に来たら、ぜひオススメです。

共同浴場|無料の日帰り温泉
草津には共同浴場がたくさんありますが、観光客が利用できるように一般開放されているのは3つの共同浴場のみ。無料で入れますが、温泉の温度が調整されていないので、とても熱いです。びっくりするほど熱いので、毎回修行のような温泉巡りです。
冬の温泉は最高です。共同浴場に入れば3分(人によっては1、2分が限界かもしれません)でポカポカになれます。1時間くらいは湯畑でボーッとできる、無敵状態になります。
草津温泉を攻略するポイントは掛け湯を念入りに行い、体の温度を少しずつ高くしてから、湯船に入ること。すぐに入ろうとすると、体が慣れきっていないため、入れたものじゃありません。
まず座って、桶にお湯をすくい、少し冷ましてから体にかける。これを何度も繰り返していくうちに体が湯温に慣れてきて、湯船にチャレンジできる準備が整います。この準備に5分くらいかけても良いと思います。
3つの温泉は早朝、深夜もやっているので「朝と夜で、少なくとも6回は温泉に入るというのが草津の湯めぐりの醍醐味だ」と建築家の夫は言っておりました。わたしはお湯が熱すぎて、とてもじゃないけど、そんなに入れない。朝夜の1回ずつで十分だと思っています。
白旗乃湯
5:00~23:00。料金はもちろん無料。早朝は特に熱い。人が入ると、お湯が少しずつ冷めていくので、夜の方が湯船の温度は下がっている。
一度ハマると、このお湯じゃないと満足できなくなるみたいです。
建築家の夫は「2つ湯船があるんだけど、温度が違うんだよね。小さい方が50度くらい、大きい方が47度くらい。小さい方に入っている人はいないんだけど、掛け湯にはぴったりなんだよね。それで慣れてきたら、小さい方に入る。すぐに体も温まるし、冬は最高だよ。」
湯畑に面しているので、お風呂を出て、すぐにまったりできるのもポイント高いですね。

千代の湯
6:00~23:00。料金はもちろん無料。一番小さな湯船のサイズ。一般開放されているお風呂とは別に、お風呂がもう一つあるみたいで、時間が決められている「伝統湯千代」というのも楽しめるみたいで、今度行ってみたいなと思っています。
前に入った人の湯温に結構左右されるので、毎回温度が違います。熱い時もあれば、熱くない時もあります。

地蔵乃湯
8:00~22:00。料金はもちろん無料。一番遅く開き、一番早く閉まる。浴槽の大きさは一番大きいですが、脱衣所と間仕切りがないので、そこが気にならなければオススメです。温度は白旗乃湯よりは、やや低めで、入りやすい温度かと思います。
個人的にはこちらのお湯加減が一番入りやすいので、草津温泉の無料の共同浴場の中では初心者にもオススメです。

草津温泉車中泊の旅、冬に行くと外湯めぐりで最高の温泉ライフが送れます。
街中散歩については、後日掲載できればと思っています。
それではまた。
他の記事もご覧いただけると嬉しいです。
人気記事はこちら
-
ガジェット・家電
車中泊の際に穴あけせずに外部電源を利用する方法|フラットコード、屋外防水コンセントカバー、屋外型防雨延長コード
キャンピングカー仕様ではないハイエースで外部電源を穴をあけずに使えるようにするための方法。ハイエースだけでなく、どんな車でも車中泊仕様の車に大変身します。超… -
ガジェット・家電


「カーナビ・ETC・ドラレコ」3点セットの格安取付方法を調べてみた|くらしのマーケット|ディーラーオプションが高すぎ
車両購入時に「カーナビ・ETC・ドラレコ」の3点セットは必須であるにもかかわらず、割高で不満。ディーラーオプションが高すぎるので、格安で取り付ける方法について調… -
ガジェット・家電


キャンピングカー仕様|ハイエースの純正ナビを変更したくなった理由|大画面のおすすめ社外カーナビ|パノラミックビューモニター
ハイエースの純正ナビは必要十分な機能はあるものの、画面サイズが7インチと小さく、キャンピングカー仕様として考えた時に不満があります。キャンピングカーでの車内移… -
バンライフ(車中泊)


擬似FIREでやりたいこと|山中湖の湖畔で車中泊をしながらコスパ良く暮らす|山梨県山中湖村|ハイエースのある暮らし
擬似FIREで山中湖の湖畔で車中泊をする方法について調べてみました。ハイエースで車中泊をする前提でRVパークで宿泊費を抑えながら「美味しいものを食べる。絶景を眺め… -
バンライフ(車中泊)


長野県諏訪市は車中泊に厳しい街になってしまった|ローソン車中泊と真逆の流れ|諏訪湖の湖畔で車中泊をしながら周辺観光|
2024年から公園での車中泊が禁止され、厳しくなったと噂の諏訪市。巷ではローソン車中泊が千葉県で8箇所発表されており、車中泊ブームを予感させるものですが、諏訪湖で… -
バンライフ(車中泊)


車中泊家族4人の寝方|ハイエース車中泊するためのベッドキットは全部で4種類。タイプ別におすすめを調べてみた|セルフDIY
ハイエースの購入が決まり、納車まであと数ヶ月、家族4人で快適に車中泊するためにベッドキットを導入したいと思っています。車中泊用のベッドキットを調べると大きく4…
新着記事はこちら
-
バンライフ(車中泊)


道の駅まえばし赤城で車中泊|日帰り温泉、レストラン、バーベキュー、魚市場、農作物直所など、全部入りのプレミアムな道の駅
道の駅まえばし赤城は、日帰り温泉だけでなく、本格的なビストロレストラン、バーベキュー施設、新鮮な魚市場、農作物直販所など、道の駅の人気施設が全部入りのプレミ… -
ガジェット・家電


電気毛布はポータブル電源で何時間使えるのか|4泊5日の冬の車中泊で使ってみた|Jackery ポータブル電源
ポータブル電源を購入した目的は、冬の車中泊で電気毛布を使用して快適な睡眠を得ること。おすすめのサイズは180×130の大きめサイズ。使用モードは「中」もしくは「弱」… -
バンライフ(車中泊)


伊香保温泉の徳冨蘆花記念文学館駐車場で車中泊|石段エリアに近く、日帰り温泉や伊香保観光に最適な無料ではない車中泊スポット
伊香保温泉の徳冨蘆花記念文学館駐車場(P1)は、温泉巡りに最適な車中泊スポットです。車中泊のできる有料駐車場で、値段は1泊800円と格安な割に石段エリアがほどほどに… -
バンライフ(車中泊)


草津温泉の湯畑観光駐車場で車中泊|湯畑エリアに近く、冬の日帰り温泉巡りや草津観光に最適な無料ではない車中泊スポット
草津温泉の湯畑観光駐車場は、温泉巡りに最適な車中泊スポットです。車中泊のできる有料駐車場で、値段は1泊1000円と格安な割に湯畑エリアが近く、目の前にコンビニ、す… -
バンライフ(車中泊)


温泉のある無料車中泊スポット8選(北関東)|道の駅、RVパーク|草津温泉、伊香保温泉、日光、鹿島神宮、香取神宮を巡る
北関東で温泉旅の目的は草津温泉、伊香保温泉、日光、鹿島神宮に行くこと。旅館に泊まるのではなく、無料車中泊スポットを巡る旅を計画してみました。前半に散歩などの… -
ガジェット・家電


車中泊にベッドキットはいらないのか|ハイエースで4人家族ファミリー車中泊を実現する方法|DIY不要の2段ベッドがおすすめ
車中泊にベッドキットはいらないのか。無くても寝れるけど、あれば快適な空間が得られる。商用車ハイエースで4人家族が快適に寝れるDIY不要の2段ベッドキットで、車内が…








