時間編|東京都内と鎌倉との決定的な価値観(時間・モノ・暮らし)の違いから、なぜ鎌倉が魅力的に思えるのかを考えてみる

a couple walking through the snow in the mountains

こんにちは、建築家の妻です。

建築家の夫が「なぜ、鎌倉を選んだのか?どのように検討して、決めたのか?」をお伝えします。

同じ境遇で、建築家の夫(あるいは似たような、理解できない夫)から

「どうしてもこの地域に住みたいんだ、この場所がいいんだ!」と
熱烈に同意を求められている皆様へ、こんな考えで彼は言っているのねと、理解するための手助けになれば幸いです。

それではよろしくお願いします。

目次

もともと住んでいた場所|お気づきも知れませんが、東京都内です

鎌倉に住む前に、東京都内に住んでいました。それはもう、駅前に行けば大概のものは揃う、とても便利な暮らしでした。東京は山手線の内と外でえらい違い、西と東、北と南でも大きく違います。

とはいえ、そうはいっても

どこの駅も賑わっており、特徴があり

また、山手線駅から延びていく

いくつもの私鉄、JR線などはベッドタウンとして栄えています。

地方(千葉、栃木、埼玉、群馬、神奈川、山梨)への玄関口となるターミナル駅は特に賑わっております。

そう、都内はどこでも便利なのです!

しかも飲食店も美味いお店が多い!

洋服だって、ラグジュアリーな洒落たアパレル、ブランド品(持ってないですが)も数多!

私は色々なものに囲まれているのが幸せ、安心感がある!と思っていました。

そう、都内寄りの価値観は、私の価値観そのものでもあるのです。

一方で、建築家の夫の価値観は全くの別物で、「だから鎌倉を選ぶんだなぁ」

と気づくところもあります。

そういった、建築家の妻である私と、夫の考え方の違いを、整理しながらお伝えしていきます。

この記事が気になった方の中には、都内在住の方で、鎌倉もいいかな?と思っている方も多いと思いますので、都内とのギャップについて考えるきっかけになれば嬉しいです。

時間

都内の時間(建築家の妻の考え)

  • 移動時間は短縮できるに越したことはない
  • time is money(お金で時間を買う、、って言ってみたい)
  • 移動時間はもったいない
  • 何もしていない、時間がもったいない
  • 1 分単位で時間を切り分けている

とにかく何かを手に入れたい、手に入れよう!手に入れることが嬉しくて、楽しい。

インフルエンサーによって、欲しくもない商品が急に欲しくなったり
何回もCMに登場するから、気になってきて、仕方がなくなり、夜も眠れなかったり

とにかく、あらゆる情報に触れられるため、そのことのメリットを最大限に享受できます。

ただし、その反面、自分の時間が奪われているとも言えると思います。

色々な情報に触れることが多いので、自分の時間は「他人の情報」に使うことがほとんど

だけど、それで自分の欲望が満たされる(満たされるのは一時的かもしれない、けど、満たされる人がほとんどだと思う)

その連続した時間が、永遠と続く感じが「都内の時間」です。

鎌倉の時間(建築家の夫の考え)

以下夫の言動から推測

  • まずは、時間が10分〜30分単位くらい(誤差がすごい)
  • 待つなら、待つで、待つ時間を楽しむ
  • 何もしていないことが、とにかく幸せ

都内まで電車で1時間くらいで行ける(東京駅、渋谷、新宿どこも同じと思っている)し、待つことは仕方のないこと。とにかく自分の時間を楽しむのが「鎌倉の時間」

情報が少ないし、情報の意味をよくよく考えていくと、商業的な広告がほとんどです。

全然広告自体に価値がないわけではないですが。自分と向き合う時間にはならない。

情報の接点が少なく、自分の時間は自分のために使える

あえて、少なくしたいのか

情報が少ない環境になると、自分に向き合うしかないとも言えます

暇すぎて、自分のことしか考えられなくなる(自己中心になりすぎることは、要注意です)

建築家という職業柄、ほかと比べるというより、生み出す方の仕事なので

自分に向き合いたいというのが(より向き合いやすい環境に近づけたい)

のが本音かも知れませんね。

他人の時間で、自分の時間を消費したくない。都内だと、時間は短くなっているつもりでも、実は他人の時間の中で生きているだけなのかもしれません。本当の意味で、時間を最大限に使えているのは鎌倉の時間なのかも知れません。
建築家の夫から、その時間というものを「他人」と「自分」で分けて考えたときに、「自分」を大切にした方が、人生が豊かになる。そんな風に言われた気もします。
納得できるかできないに関わらず、なんだか、そういわれると、自分を大事にしたいなと思いました。

そんなこんなで、思いつくのは

マイペースという言葉がぴったりです。それが「鎌倉の時間」です。

著:櫻井雅之(ゲストハウス「亀時間」オーナー), 編集:旅音

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