車中泊にベッドキットはいらないのか|ハイエースで4人家族ファミリー車中泊を実現する方法|DIY不要の2段ベッドがおすすめ

車中泊にベッドキットはいらないのか。無くても寝れるけど、あれば快適な空間が得られる。商用車ハイエースで4人家族が快適に寝れるDIY不要の2段ベッドキットで、車内が小さな子供でも安心して過ごせるフルフラットベッドと遊び場に大変身します。さらにロフトベッドの上段に大人1人寝るだけで下段の快適さは異次元の快適さ、収納量も格段アップ。4人家族旅でもソロ旅でも快適な車中泊バンライフを過ごす方法についてご紹介します。
車中泊にベッドキットがいらない理由
車中泊を計画する際に、ベッドキットの必要性について検討する必要があります。いつもの車内空間を維持したまま、手軽に始めたい場合はマットや寝袋を敷いて簡易的に寝ることもできます。
シートをリクライニングしたりすると段差ができてしまい、フラットな寝る姿勢を確保することも難しく、質の良い睡眠が得られないと満足度も下がってしまうと思います。
コンパクトカーなどでは、ベッドキットは不要だと思います。ベッドキットはいらないのではなく、そもそも多くの場合置けない。だから不要だ。
となるだけで、「置けるスペースがあるのであれば、できれば置きたい!」
というのが車中泊ユーザーの気持ちだと思います。
今回は車中泊用にベッドキットを設置できる車両の代表格
「ハイエースバン(商用車)」の荷室空間にベッドキットがあると大変便利だという話をしたいと思っていて、車が様々な用途に使えるギアになり、非常に魅力的な遊び道具になります。
ベッドキットを設置する方法は4つあります。
- DIYでゼロから作る・・・安いが時間と手間がかかる、スキルも必要
- ベッドキットを買って、自分で設置する・・・設置する手間がかかる
- お店でベッドキットをつけてもらう・・・お金がかかる
- ベッドキットがついた車両を購入する(新車、中古車)・・・もっとお金がかかる
などが考えられます。
建築家の夫は②ベッドキットを買って、自分で設置する。を選びました。
これなら多分できるだろうということで、実際にやってみた。ということになります。そして、そのベッドキットを設置したら、かなり満足度の高い空間ができたそうなので、そのことについてお伝えしていきます。
業務用の積載棚で安定感抜群|m.flat 2段ベッド(MGR customs)

車中泊に最適、家族4人でもソロでも快適のハイエース専用ベッドキット
2段ベッドキット|MGR Customs ハイエース2段積載棚キット(ハイタイプ、パンチカーペットタイプ)
上段:幅1,550㎜、奥行き1,610㎜
下段:幅1,540㎜、奥行き1,903㎜
(セカンドシートと高さを合わせると奥行き2,410㎜のフルフラットになる!)
ハイエースのベッドキットはとんでもなく種類が多く、非常に悩ましいです。有名メーカーだと値段も高く、高級ベッドマットが買えるほどの出費になってしまいます。
できるだけ”安く”済ませたい。との思いで、考えに考えたところ
結局のところ、ベッドマットは自分で用意する方が格段と安くなることに気が付きました。ベッドキットのマットはいずれ痛みますし、寝心地を考えると結局ベッドマットを敷いていたりもします。
なので、ベッドキットに求めるのは、頑丈な床、棚をしっかり支える部材。そう、業務用の積載棚で十分なのです。
寝心地は好みのベッドマットを別で買って、敷けば問題ない。マットの厚みが無い分、居住空間の高さを少しでも確保できるのは、このベッドキットしかない。
と建築家の夫は言っておりました。
2段ベッドキットの豊富な利用シーン(シートアレンジは無し)
2段ベッドキットがあれば、床面積を増やせます。
通常のハイエースは1階建、フラットなベッドキットを置いて2階建、そして、今回はなんと3階建だ。
と建築家の夫も、面積の広さに驚いているようです。
とにかくモノをたくさん積んでも散らかりにくい。置ける場所がたくさんあるし、棚などをDIYせずとも整理できるシンプルなベッド空間を即座に得られるというところに、2段ベッドキットの大きなメリットがあります。
そして、食事する空間は・・・なんと後席をそのまま利用できるので、お気に入りのクッションがあれば快適なダイネット(ダイニング?)になります。
家族4人で寝る時
寝ている時の写真はないのですが、子供2人と大人1人が下で寝ます。建築家の夫は上に1人で寝ます。
子供が2人ともまだ小さいため、奥に見えるベッドインベッドに下の子が、上の子は後ろの方に、そして自分は横に快適に寝るスペースがあります。自分は頭の前にベッドキットがあるわけではないので圧迫感はありません。
上段の建築家の夫はさすがに狭いですが、寝返りも打てるし、割と寝れているようです。
後席を倒して、フルフラットにした状態がこれ!

ベッドマットを全面に置けば、ダブルサイズベッド以上の広さになります。右上の棚が2段ベッドの上段ですね。
子供が大きくなったら2人とも上で寝てもらって、自分たち2人は下で寝れば結構快適だなと思っています。(そもそも、その年齢まで付き合ってくれているかが微妙ですが・・・)
なんとなく小学校の後半くらいまではいけそうな気がしています。
車内空間をフルフラット、小さな子供の遊び場にする
後部座席を利用する状態。朝ごはんの身支度の時間など、平面的な場所があるので、小さな子供の遊び場に早変わり、実はこどもは狭い空間が割と好き(落ち着くみたい)で、思いのほか車内を楽しんでいる様子です。
上段が少し見えるのですが、ここに着替えなどを入れたボストンバッグを放り込んでおけば、下は荷物がない状態にすぐにできます。
(寝る時は後席の足元に移動します。上段に寝るの建築家の夫の邪魔にならない時はそのまま置いています)
これは2段ベッドキットの収納力があってこその魅力かと思います。

リアに荷物がある状態でもすぐにフルフラットの状態を保つことができます。
この当時、運転時は後部座席を利用するため、ベッドマットを半分に折りたたんで無理矢理後ろに押し込んでいました。それでも毎回インフレータブルマットの袋には入れれずに出しっぱなしの状態ですので、ベッド展開が驚くほど楽でした。
ベッドマットはこれ、キャンプでも使えるし寝心地は柔らかい生地感があり、とても気に入っています。同サイズのダブルサイズは多くあります。値段は少し張りますが、セール時期に少し安かったのもあり、思い切って買いました。とてもおすすめです。
荷物がリアにない場合は、ベッドマットを後ろにずらすこともできます。そうすると後部座席を通常利用の状態に展開できるため、わざわざベッドマットを広げる必要がありません。

後席をくつろぎのスペースとする
写真では上にベッドマットが飛び出しているのですが、今は下に敷いている状態です。
シートカスタムしてお金をかけているハイエースを見かけるのですが(キャンピングカーショーなど)、通常のハイエースの後席は意外なほど広く、驚くほど快適です。クッションはお気に入りを持ってきましょう。

2段ベッドキットを使っているので、後ろで子供が寝ていても後部座席でくつろぐことができます。上段からタオルなどで明かりが漏れないようにすれば、子供たちが寝ている場所だけを暗くできます。
寝ようと思えば、寝床がいつでも確保されているという安心感もあります。
驚くことに、なんと座席はこのままでいいので、車中泊が楽すぎます。
後席足元はスペースがあり、クーラーボックスやちょっとしたテーブルも置けますので、なんと晩酌も可能です。
ソロ旅(趣味)で使用する時
建築家の夫はソロ旅が好きです。わたしがこどもと実家に帰省している隙を見て一人旅をしているようです。

上段はロフトベッド兼なんでも収納棚
実際の使用感はこんな感じ、上段はロフトベッドになっており大人1人は寝られます。奥行きは161㎝で身長170㎝の建築家の夫でも寝られています。下に敷いているのはニトリのマット。

見た目はちょっとあれですが、、寝心地は値段の割に良いとのこと。頭を折りたたんで少し枕になっています。
中段はフリースペース(趣味の自転車、サーフボード、釣竿もいける)
中段はフルフラットベッドになるのですが、この時は趣味の自転車(輪行袋に入れています)を積載しています。これは折り畳み自転車ですが、通常のロードバイクもいけるそうです。

下段はキャンプ道具や防寒具、ポータブルバッテリーなどの常設収納スペース
下段はキャンプ道具や防寒具などを常にしまっています。テーブルやチェア、焚き火関係の道具など、汚れやすいものは一番下にしています。

ポータブル電源(Jackery1000New)も今は下段に置いています。外部電源のコンセントが後ろにあるので、コンセントの差し替えの手間など、使い勝手を考えるとここがベストなようです。


今回紹介したベッドキットはこれ
組み立てに2時間くらいかかりますが、1人で組み立て可能です(推奨は2人)。少し面倒ですが、サイズが大きいので、受け取りは自宅ではなく営業所に取りにいきます。
ハイエースとベッドキットを4箇所ほど床固定するため、ソケットレンチセットを持っていない場合は準備しましょう。
ベッドマットが少し豪華なのはこれ
マットの厚みがあっても良い、少し上質なマットが良いというのであれば、こちらも検討に入るのかなと思います。
ただし、業務用の棚の方がガシガシ使えるし、なにかと安心です。
それでは良きバンライフを楽しみましょう。
ではまた、別の記事で!
人気記事はこちら
-
ガジェット・家電
車中泊の際に穴あけせずに外部電源を利用する方法|フラットコード、屋外防水コンセントカバー、屋外型防雨延長コード
キャンピングカー仕様ではないハイエースで外部電源を穴をあけずに使えるようにするための方法。ハイエースだけでなく、どんな車でも車中泊仕様の車に大変身します。超… -
ガジェット・家電


「カーナビ・ETC・ドラレコ」3点セットの格安取付方法を調べてみた|くらしのマーケット|ディーラーオプションが高すぎ
車両購入時に「カーナビ・ETC・ドラレコ」の3点セットは必須であるにもかかわらず、割高で不満。ディーラーオプションが高すぎるので、格安で取り付ける方法について調… -
ガジェット・家電


キャンピングカー仕様|ハイエースの純正ナビを変更したくなった理由|大画面のおすすめ社外カーナビ|パノラミックビューモニター
ハイエースの純正ナビは必要十分な機能はあるものの、画面サイズが7インチと小さく、キャンピングカー仕様として考えた時に不満があります。キャンピングカーでの車内移… -
バンライフ(車中泊)


擬似FIREでやりたいこと|山中湖の湖畔で車中泊をしながらコスパ良く暮らす|山梨県山中湖村|ハイエースのある暮らし
擬似FIREで山中湖の湖畔で車中泊をする方法について調べてみました。ハイエースで車中泊をする前提でRVパークで宿泊費を抑えながら「美味しいものを食べる。絶景を眺め… -
バンライフ(車中泊)


車中泊家族4人の寝方|ハイエース車中泊するためのベッドキットは全部で4種類。タイプ別におすすめを調べてみた|セルフDIY
ハイエースの購入が決まり、納車まであと数ヶ月、家族4人で快適に車中泊するためにベッドキットを導入したいと思っています。車中泊用のベッドキットを調べると大きく4… -
バンライフ(車中泊)


長野県諏訪市は車中泊に厳しい街になってしまった|ローソン車中泊と真逆の流れ|諏訪湖の湖畔で車中泊をしながら周辺観光|
2024年から公園での車中泊が禁止され、厳しくなったと噂の諏訪市。巷ではローソン車中泊が千葉県で8箇所発表されており、車中泊ブームを予感させるものですが、諏訪湖で…
新着記事はこちら
-
バンライフ(車中泊)


道の駅 足柄・金太郎のふるさと|箱根・小田原観光の快適な車中泊|前泊、キャンプ、ハイキング|足柄牛ときんたろうミルク
道の駅 足柄・金太郎のふるさとは、箱根、小田原の観光にぴったりの車中泊スポットです。日帰り温泉はないのでローカルエリアを楽しむための前泊としての利用がオススメ… -
バンライフ(車中泊)


子ども連れこそ前泊が効く。朝の消耗を減らす車中泊という選択|遠出より、近場を楽しむ前泊は、楽しむ体力を残す工夫だった
車中泊前泊というと、遠出のためのもの、宿代を浮かせるためのもの、というイメージが強いかもしれません。でも実際には、いちばん価値を感じるのはもっと近い距離です… -
バンライフ(車中泊)


思い立ったらそのまま出発。ハイエースバンのベッドキットを常設したら車中泊が一気に手軽になった|ゆる車中泊旅
ハイエースバンにベッドキットを入れてから、車中泊はかなり身近なものになりました。でも実際に大きかったのは、ベッドキットを買ったことそのものより、ベッドを常設… -
バンライフ(車中泊)


値上げで高くなった、新型ハイエースは買いなのか? DX標準ボディを旧型・中古と比較|車中泊目線で選び方を整理
新型ハイエースは確かに魅力があります。けれど、車中泊ベースでDXを選びたい人にとっては、価格の上昇がかなり大きく感じられる。そうなると、自然と中古車も選択肢に… -
バンライフ(車中泊)


伊豆半島〜河口湖の車中泊旅|ずぼら車中飯|足るを知る。これでいい、がオレ史上最高。読むと無性に車中泊がしたくなる記事
車中泊で食べるご飯が車中飯。調理なんてしなくてよい、お惣菜と酒さえあれば足りる。読むと無性に車中泊を始めたくなる。そんな記事になっているので、覚悟して読んで… -
バンライフ(車中泊)


道の駅まえばし赤城で車中泊|日帰り温泉、レストラン、バーベキュー、魚市場、農作物直所など、全部入りのプレミアムな道の駅
道の駅まえばし赤城は、日帰り温泉だけでなく、本格的なビストロレストラン、バーベキュー施設、新鮮な魚市場、農作物直販所など、道の駅の人気施設が全部入りのプレミ…











