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建築家の妻
(通称:建妻_けんつま)
建築家である夫の口癖や言論を忘れないようにするために(役に立つか立たないかはわかりません)ブログに忘備録として書き残しています。


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ただ結婚できない男も建築家ですし、もちろん。そこまで偏屈ではないですが。


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建築家という人間。
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はものすごいです。


こだわりや、執着心。感覚的なセンス。
特殊な人間の才能ではないかと思う反面。
それが、逆に怖くもあります。


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建築家の友人である、みなさま。

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に対して

心より敬意を示して

届けたい「言葉」をお伝えできればと思っています。

冬の車中泊に必要なもの10選|最低気温から考える初心者向け防寒装備

雪の山を背景にハイエースで冬の車中泊をするイメージと「冬の車中泊に必要なもの10選」のタイトル

冬の車中泊を始めようとすると、寝袋、電気毛布、ポータブル電源、ヒーター……と必要そうなものが次々に出てきます。

けれど、最初から全部を揃える必要はありません。

大切なのは

自分は最低気温が何℃くらいの場所で寝ようとしているのか?

を先に知ることです。

わが家もハイエースで冬の車中泊をするなかで、気温が下がるほど装備を少しずつ足し、必要なところだけアップグレードしてきました。この記事では、最低気温を目安に、何が必要で、どんなスペックを選べばいいのかを初心者向けに順番に整理します。

この記事の考え方

冬の車中泊は「装備を10個全部買う」のではなく、行き先の最低気温を確認し、必要なものを足していくと考えます。寒くなったら新しい道具を増やすだけでなく、寝具や断熱を一段強くするという考え方も大切です。

まず買うなら、体に一番近い良い寝袋!!

個人的には良い寝袋さえあれば、車内なのでなんとかなると思います。何度、良い寝袋で良かったと感じたことか・・・・電源やほかのあたためグッズは、後々追加していけばいいと思います。

目次

冬の車中泊は、車内全体を暖めるより「寝る場所」を暖める

冬の車中泊で最初に考えたくなるのが、暖房です。

家と同じように、車内を20℃くらいに保てれば快適そうに思えます。

ただ、車は家ほど断熱されていません。大きなガラス面があり、床やボディも冷えます。エンジンを止めれば、車内温度は外気温に近づいていきます。

JAFが長野県で行った冬のテストでも、外気温−10℃前後の環境でエンジンを止めると、1時間後には車内温度が15℃以上低下し、最終的に車内も氷点下まで下がっています。

そこで、わが家では「車内全部を暖める」よりも、次の順番で考えるようにしています。

STEP
床からの冷えを止める

マットで身体の下側から伝わる冷気を減らします。

STEP
窓からの冷えを減らす

シェードで大きなガラス面から伝わる冷気を抑えます。

STEP
自分の体温を逃がさない

布団や寝袋そのものの保温力を確保します。

STEP
足りない分だけ電気で補う

電気毛布で寝ている身体を直接暖めます。

10℃、5℃、0℃、−5℃と最低気温が下がるにつれてマット、寝具、シェード、電気毛布、ポータブル電源を追加する水彩図解
気温が下がるほど、全部を買い直すのではなく「追加」と「強化」で対応します。

この順番なら、1000W前後の電気ヒーターを一晩動かすような大容量の電源は必要ありません。

大判の電気毛布でも、「中」の1時間あたり消費電力量が約27Whという製品があります。車内全体ではなく自分の寝床を暖めるだけなら、ポータブル電源でも現実的に一晩使えるようになります。

最低気温だけで「この装備なら必ず大丈夫」とは言えません。車種、風、湿度、寝具、断熱、人数、体質によって体感は変わります。この記事の温度帯は、初心者が装備を考えるための目安として見てください。

まず確認|行き先の最低気温から必要な装備を決める

冬の車中泊で見るべきなのは、昼間の最高気温ではなく、夜から明け方にかけての最低気温です。

同じ関東でも、平地と山間部、湖畔、標高の高い道の駅では条件が変わります。

まず目的地の最低気温を確認して、自分がどのゾーンなのかを見てみます。

最低気温10℃前後|まずは3つの基本装備を揃える

①マット|冬は寝心地より「下からの冷え」を防ぐ

マットは、単に床が硬いから敷くものではありません。

冬はベッドキットや車の床そのものが冷えるので、身体の下から熱を奪われます。上に毛布を何枚掛けても、下側が薄いと意外と寒く感じます。

初心者が見るポイントは、厚さ、断熱性、収納方法の3つです。

まず安く試すなら、EVAなどの折りたたみマットを下に1枚敷く方法があります。たとえばキャプテンスタッグのEVAフォームマットは厚さ約2cmで、軽く、収納もしやすいタイプです。

一方、車中泊を頻繁にするなら、コールマンのキャンパーインフレーターマットハイピークのような厚さ10cmの自動膨張式も候補になります。収納時は大きくなりますが、車なら徒歩キャンプほど重量を気にしなくていいので、寝心地を優先する考え方もありです。

寒くなったら「買い替え」より、まず下に1枚足す

10℃前後なら、今持っているマットで十分なこともあります。

5℃、0℃と下がってきて床から冷えるようなら、いきなり高価なマットへ買い替えるのではなく、下にEVAや断熱マットを追加する方法もあります。

常設できる車なら厚手、毎回片付けたいなら折りたたみやインフレータブルマットもありです。

この「どう収納するか」まで考えて選ぶと失敗しにくいです。

②寝袋・布団|車中泊なら家の布団から始めてもいい

冬用寝具で一番大切なのは、自分の体温を逃がさないことです。

車中泊だからといって、最初から高級な登山用寝袋が必要なわけではありません。

車なら荷物を背負って運ばないので、家で使っている布団や毛布を積めるなら、それも立派な選択肢です。

ただ、気温が下がってくると「この寝具で何℃まで快適に眠れるか」が重要になります。

寝袋を選ぶなら、限界温度ではなく「快適使用温度」を見るのが基本です。

コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグは、3つのレイヤーを全部使うと快適温度−5℃。約90×200cm、重量4.9kgと大きめですが、車中泊ならこの大きさがむしろ使いやすい人もいると思います。

一方、収納性を重視するならNANGAのAURORA TEX LIGHT 600DXのような選択肢があります。快適使用温度−4℃、下限温度−11℃で、総重量は約1.1kg。価格は上がりますが、荷物を小さくしたい人には魅力があります。

つまり、車中泊では「高性能=正解」ではありません。

家族で使う、積載に余裕がある → 大きくてもゆったりした寝具

荷物を減らしたい、持ち運びたい → コンパクトな寝袋

という考え方でいいと思います。

③シェード|目隠しだけでなく、窓からの冷えを減らす

シェードは、車中泊の目隠し用品というイメージが強いですが、冬は窓からの冷えを減らす役割もあります。

まず試してみたい段階なら、汎用品やDIYでも構いません。

ただ、何度も車中泊するなら、車種専用品の方が取り付けが楽で、窓との隙間も小さくできます。

ハイエースなら、アイズのマルチシェードのように、型式やボディ幅、ドア数ごとに専用品が用意されています。

ここは「高いものほど暖かい」というより、毎回取り付けるものなので、フィット感と扱いやすさを重視したいところです。

最低気温5〜10℃|電気毛布とポータブル電源を追加する

④電気毛布|車内ではなく、寝ている自分だけを暖める

5℃くらいまで下がってくると、布団に入った瞬間の冷たさや、明け方の冷えが気になりやすくなります。

ここで追加したいのが電気毛布です。

わが家では、大判の電気かけしき毛布を寝る少し前から暖めておき、就寝中は「中〜中の下」くらいで使っています。

暑くなれば弱へ落とします。

この使い方なら、車内全体を暖房するより消費電力をかなり抑えられます。

わが家で使ってきた広電CWB802R-HDは約188×130cm、消費電力80W。「中」の1時間あたり消費電力量はメーカー公称で約27Whです。

現在の広電にも、同じ188×130cmクラスで中が約27Wh/hのモデルや、55Wで中が約18Wh/hのモデルがあります。

こちらの記事で詳しく解説しています

小型USBか、大判ACか

省電力を最優先するなら、小型のUSB電気毛布も候補です。

ただ、冬にしっかり眠ることを考えるなら、身体の広い範囲を暖められる大判タイプの方が使いやすいと感じています。

電気を少しでも節約したい → 小型・低消費電力

寝床全体を暖めたい → 大判のかけしきタイプ

という選び方です。

⑤ポータブル電源|必要Whは「何を何時間使うか」で決める

ポータブル電源は「0℃なら500Wh」「−5℃なら1000Wh」という選び方ではありません。

最低気温は寝具と断熱を決めるもの。

ポータブル電源は、使いたい家電と時間から決めます。

たとえば、電気毛布を「中」で使ったときの1時間あたり消費電力量を27Whとして考えます。

単純に8時間なら216Whです。

ただしポータブル電源は、表示容量をそのまま100%AC家電へ使えるわけではありません。ここでは変換ロスなどを見込み、名目容量の85%程度を使えると仮定して、ざっくりした目安を出してみます。

わが家ではJackery 1000 Newを使い、電気毛布は中〜中の下を中心に運用しています。

以前の冬の車中泊では、弱を使った夜も含めて合計約32時間程度使えました。

もちろん、外気温、設定、ほかの家電の使用、変換ロスで結果は変わります。ただ、「1000Wh級なら大判電気毛布を数泊使える」という感覚を持つには分かりやすい実測でした。

現在Jackeryでは、1024Wh・定格1500Wの1000 New V3も販売されています。

1泊だけで、電気毛布が中心 → 300〜500Wh級

2泊以上したい → 500〜1000Wh級

ケトル、冷蔵庫、調理家電も使いたい → 1000Wh級以上

くらいから考えると選びやすいと思います。

電気毛布のためだけなら小さなポータブル電源でも足ります。でも、使い始めると冷蔵庫や湯沸かしにも使いたくなる。わが家では、結果的に1000Wh級にしておいて使い道が広がりました。

冬のハイエース車内で大判電気毛布を使い、ポータブル電源と温湿度計を置いて就寝する水彩イラスト
車内全体ではなく、寝ている場所を暖めるのがわが家の基本です。

最低気温0〜5℃|新しい道具を増やすより、基本装備を強くする

0℃近くになると、「電気毛布さえあれば大丈夫」とは考えない方がいいと思います。

ここからは、10℃前後で使っていた基本装備を見直します。

薄いマットなら、断熱層を1枚追加する。

家の布団で寒いなら、快適使用温度に余裕のある寝袋へ。

薄い目隠しシェードなら、断熱性のある車種専用シェードへ。

小型電気毛布で寒いなら、大判へ。

ポータブル電源に余裕がないなら、容量を上げる。

つまり、道具を増やすだけではなく、今あるものの弱い部分を一段強くしていくイメージです。

⑥湯たんぽ|電気を使わず、足元を補助する

電気毛布が身体全体を暖める道具だとすると、湯たんぽは足元をピンポイントで暖める補助役です。

寝る前にお湯を沸かすなら、そのお湯をそのまま使えるのも便利です。

マルカの湯たんぽA 2.5Lのような金属製は、約2.5Lと容量が大きく、車中泊でも使いやすい定番です。

ただし、低温やけどを避けるため、必ずカバーやタオルで包み、身体に直接当て続けないようにします。

また、車内で火を使って湯たんぽを温める前提にはしません。お湯を作るなら、安全に使える電気ケトルや、屋外の適切な場所での調理を基本に考えます。

⑦湯沸かし用品|Whだけでなく「W」を確認する

冬の車中泊では、お湯が使えるだけでかなり快適になります。

コーヒー、スープ、カップ麺、湯たんぽ。

使い道はいくつもあります。

ただし、電気ケトルをポータブル電源で使うときは、容量Whだけでなく、定格出力Wを確認します。

家庭用の電気ケトルには1000Wを超えるものも多く、小型ポータブル電源では動かせないことがあります。

一方、YAZAWAのトラベル電気ケトルTVR71KTWHは、日本国内100V使用時で420W、最大容量400ml。

500W出力クラスのポータブル電源でも候補にしやすい消費電力です。

「早く大量に沸かしたい」 → 高出力のケトル+高出力ポータブル電源

「車中泊で1〜2杯のお湯があればいい」 → 400〜600W程度の小型ケトル

と考えると分かりやすいです。

最低気温−5〜0℃|電気がなくても眠れる装備にする

氷点下に入ったら、一番大切なのは「電気毛布を強くすること」ではありません。

ポータブル電源が空になったり、電気毛布が故障したりしても、寝具だけで最低限眠れるかを考えます。

寝袋の快適使用温度は足りているか。

床からの冷えを止められているか。

窓の断熱に大きな隙間がないか。

足元や頭まわりが冷えないか。

ここまで確認してから、電気毛布を快適性を上げる補助として使います。

わが家では最低気温−7℃前後の環境で4泊したことがあります。

電気毛布があることでかなり楽になりましたが、「1000Whあれば−7℃まで大丈夫」という意味ではありません。

寝具と断熱が土台にあり、その上で電気を使う。

この順番が重要だと感じました。

⑧温湿度計|「寒い気がする」を数字で残す

温湿度計は暖めてくれる道具ではありません。

それでも、一つ置いておくと次回の装備を考えやすくなります。

「今日は寒かった」ではなく、

最低何℃くらいだったか。

湿度はどのくらいだったか。

そのとき電気毛布をどの設定で使ったか。

これを覚えておくと、自分なりの基準ができます。

タニタTT-585のような小型のデジタル温湿度計なら、温度・湿度に加えてメモリー機能もあり、車内に置きやすいです。

冬の車中泊で忘れたくない、寒さ以外の2つ

⑨吸水クロス|朝の結露は思った以上に多い

冬の朝は、窓がかなり結露することがあります。

人が寝ているだけでも呼吸から水分が出るので、外気との温度差が大きいほど窓に水滴が付きやすくなります。

高価な結露対策用品から始めなくても、まず吸水性の高いクロスを1枚置いておくだけで十分便利です。

AIONのプラスセーヌは、PVAスポンジを使った吸水クロスで、水滴の拭き取りに向いています。

朝起きたら窓を拭き、必要なら換気してから出発する。

地味ですが、実際に冬の車中泊をすると「あって良かった」と感じやすいものです。

⑩スタッドレスタイヤ・チェーン|寝る装備より先に、安全に行って帰れるか

冬の車中泊では、暖かく眠れるかより先に、安全に目的地まで行って帰れるかを考えます。

山間部、温泉地、標高の高い道の駅などは、雪が降っていなくても朝晩に路面が凍結することがあります。

雪や凍結が想定される場所へ行くなら、スタッドレスタイヤを基本に考え、必要に応じてタイヤチェーンも積みます。

非金属チェーンなら、カーメイトのバイアスロン クイックイージーのような製品があります。

ただし、タイヤチェーンは車名だけで選ばず、タイヤサイズと車両のクリアランスで適合を確認します。ハイエースでも仕様によって適合品番が変わるので、購入前の確認が必須です。

車種サイズは確認して購入してください

初心者なら、まず最低気温5〜10℃くらいから試してみる

冬の車中泊をやってみたいからといって、最初から−5℃の雪山へ行く必要はありません。

まずは最低気温5〜10℃くらいの場所で、

マット 寝具 シェード 電気毛布

くらいから試してみる。

そこで、

床が冷たかった。 足先が冷えた。 電気毛布は中だと暑かった。 窓の結露が多かった。 ポータブル電源が何%減った。

という自分の感覚を知る。

次に0℃前後へ行くなら、足りなかったところだけ強くする。

この順番なら、必要以上に道具を買わずに済みます。

冬の車中泊をする前に気になったこと

冬の車中泊はポータブル電源なしでもできるのか?

できます。まずはマット、寝具、シェードで身体の熱を逃がさない装備を整えます。最低気温が低くなり、電気毛布を使いたくなった段階でポータブル電源を追加する考え方でも十分です。

電気毛布には何Whのポータブル電源が必要なのか?

電気毛布の消費電力量と使う時間で決めます。中で約27Wh/hの大判電気毛布なら8時間で約216Wh。変換ロスや他の家電を考えると、1泊なら300〜500Wh級、連泊なら1000Wh級が考えやすい目安です。

電気ヒーターを使えばもっと暖かくなるのか?

暖かくなりますが、数百〜1000W以上を使う製品が多く、ポータブル電源で一晩動かすには大きな容量が必要です。初心者は車内全体ではなく、寝具と電気毛布で寝床を暖める方が現実的です。

電気毛布があれば氷点下でも大丈夫?

電気毛布だけで判断しない方が安全です。氷点下では、電気が使えなくても最低限眠れる寝具と断熱を土台にし、その上で電気毛布を補助として使います。

寝袋ではなく家の布団でも冬の車中泊はできる?

車なら荷物を積めるので、気温がそれほど低くなければ家の布団から始めても構いません。寒くなってきたら、快適使用温度が明示された冬用寝袋へアップグレードすると判断しやすくなります。

まとめ|最低気温を見て、必要なものだけ足していけばいい

冬の車中泊で必要なものは、行き先によって変わります。

まず目的地の最低気温を見る。

次に、電気を使わなくても眠れるマットと寝具を整える。

窓からの冷気をシェードで減らす。

それでも寒いときに、電気毛布とポータブル電源を足す。

さらに寒い場所へ行くなら、道具を増やすだけではなく、寝具や断熱そのものを一段強くする。

この順番で考えると、「冬の車中泊には何を全部買えばいいの?」という迷いはかなり減ります。

わが家も、最初から完成形の装備だったわけではありません。実際に泊まって、寒かったところ、便利だったもの、足りなかったものを少しずつ更新してきました。

初心者なら、まず最低気温5〜10℃くらいの環境から試して、自分に必要な装備を見つけていくのがおすすめです。

まず買うなら、体に一番近い良い寝袋!!

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