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建築家の妻
(通称:建妻_けんつま)
建築家である夫の口癖や言論を忘れないようにするために(役に立つか立たないかはわかりません)ブログに忘備録として書き残しています。


建築家である夫は、様々な建物の設計をしており、応援をしたいと思っています。非常に納得のいく意見もあります。


ただ結婚できない男も建築家ですし、もちろん。そこまで偏屈ではないですが。


建築家という職能。
建築家という人間。
建築家という生活習慣、思考の癖。


はものすごいです。


こだわりや、執着心。感覚的なセンス。
特殊な人間の才能ではないかと思う反面。
それが、逆に怖くもあります。


建築家の妻である、みなさま。

建築家の友人である、みなさま。

建築家の恋人である、みなさま。


に対して

心より敬意を示して

届けたい「言葉」をお伝えできればと思っています。

ANA・SFC改悪は何が問題?ラウンジ利用をプライオリティ・パスで代替できるのか、徹底検証してみた

ANA・SFC改悪で影響が大きいのは、過去にSFCを取得し、現在は搭乗回数が減っている人です。
出張や自費の搭乗で得た資格を、今後の旅行でも活用したい。そのために年会費を払い続けていたところへ、新たな年間決済条件が示されました。
国内線の休憩ならカードラウンジで補える場合もあります。しかし、これまで使えた航空会社ラウンジや、海外での優先サービスまで同じように置き換えられるわけではありません。取得時に期待した価値と、今後維持できる価値の差が、不満につながると考えられます。

出張で飛行機に乗る機会が増えると、気になってくるのがANAのスーパーフライヤーズカード、通称「SFC」です。

空港ラウンジが使えて、搭乗や手荷物の受け取りもスムーズになる。出張で自然に取得できるなら、持っておくと便利そうです。

ただ、ゴールドカードでも空港ラウンジは使えます。プライオリティ・パス付きのカードなら、食事やお酒を楽しめる施設もあります。

それでもSFCを目指す価値はあるのでしょうか。制度が変わるなら、すでに持っている人はどう考えればよいのでしょうか。

今回、SFCの取得を考えている人がいたことをきっかけに、ラウンジの違いからプラチナ資格の維持に必要な出張回数まで調べてみました。

判断のポイントは、「年間何回乗るか」「どの空港を使うか」「何のサービスが欲しいか」「維持のために何を負担するか」です。

情報確認日:2026年9月21日
ANAはSFC改定内容を再検討中で、2026年9月末までに詳細を再案内するとしています。この記事の「年間300万円決済」などは当初発表の内容であり、最終確定条件としては扱っていません。

目次

ANA・SFCは何が改悪される?当初発表と現在の状況

当初の改定発表では、ANAカード・ANA Payの年間決済額によって、SFCのサービスを分ける内容が示されました。

項目SFC PLUS:当初発表SFC LITE:当初発表
年間決済額300万円以上300万円未満
SFC資格によるラウンジ利用利用可能利用不可
スター アライアンス資格ゴールドシルバー

既存会員も対象とし、2028年4月から新しい区分を適用する予定でした。100万ANAライフタイムマイル到達者には例外が設けられています。

一方、現在はこの改定自体が再検討されています。また、当初案でも条件未達によってSFCが自動的に退会になるわけではなく、ANA便での優先サービスなどは残る説明でした。

いまの段階で、将来の条件を決めつけて解約したり、決済先を大きく変えたりするのは早いと考えます。再発表を待ちながら、自分が使っている特典と費用を整理しておくのが現実的です。

SFC・プラチナ会員・プラチナカードは別のもの

ラウンジを調べていて、最初に整理したかったのがこの違いです。

名称何を意味するか
ANAプラチナ会員搭乗実績などの条件を満たして得る、ANAの上級会員資格
SFC所定の上級会員資格などを得た人が申し込めるクレジットカード
一般的なプラチナカードカード会社が発行する上位クレジットカード。ANAの上級会員資格とは別
ANAカードプレミアムANA提携の上位カード。通常のSFCとは申込条件も特典も異なる

SFCは、一般的にはANAプラチナまたはダイヤモンド資格を得て申し込みます。事前サービス期間も対象で、別途カード会社の審査があります。100万ANAライフタイムマイル到達による申込方法もあります。

プラチナ資格があれば、SFCがなくてもラウンジを使える

ANAプラチナ会員は、対象便に搭乗する際、資格に基づいてANA LOUNGEを利用できます。SFCを発行することが入室の必須条件ではありません。

毎年ANAプラチナ会員を維持できれば、ほぼ無風

そのため、毎年プラチナ資格を維持できる人は、本人のラウンジ利用だけを目的にSFCを取得する必要性は小さくなります。

一方、出張が減った年や、異動・転職・退職で飛行機に乗らなくなった後まで考えると、SFCを持つ意味は変わります。家族会員の利用も、本人のプラチナ資格とは分けて確認したいところです。

今回のSFC改定案を、プラチナ会員のラウンジ特典も一緒になくなる話と混同しないことが大切です。現在の案内では、プラチナ資格による利用は別に認められています。

SFCの価値は、自分の使い方によって変わる

ラウンジを年に数回使いたい人と、毎月の出張で空港を使う人では、必要なサービスも負担できる費用も違います。

まずは、自分がどこに当てはまるかを確認してみてください。

自分の状況検討の方向
出張だけで毎年プラチナ資格を維持できる本人のラウンジ利用はプラチナ資格で確保できる。SFCは資格を失った後や家族利用も含めて考える
出張が多い年なら、一度はプラチナに届きそう取得後の利用予定と、改定後の維持条件を確認する
自費で搭乗を増やし、これからSFCを目指す取得費用・時間・取得後の負担を合わせて比較する
すでにSFCを持ち、頻繁に使っている実際に使う特典の価値と、今後の維持負担を比べる
年数回、ラウンジで休憩できれば十分手持ちのカード特典や都度払いを先に確認する
食事やお酒を楽しみたい普段使う空港のPP対象施設と、発行カードの条件を確認する

これは「年何回なら必ずお得」という基準ではありません。利用する空港、同行者、滞在時間によっても結論は変わります。

今回の改悪で、影響を受ける人はこんな人

今はあまり飛行機に乗らないけれど、以前頑張って取得したSFCを、これからも旅行で活用したい人

つまり、過去に時間やお金をかけて取得した特典を維持するために、新たに毎年の決済条件が加わることが問題になっています。プラチナ資格などを得てSFCに入会すると、その後に搭乗機会が減っても、会員を継続することで航空会社のラウンジや優先サービスを利用できました。

つまり、出張が多い時期に取得して、異動・子育て・退職などで飛行機に乗る回数が減った後も、旅行の際に特典を使えることが魅力です。

この仕組みを前提に、「今年だけ集中して乗り、今後の旅行を快適にしよう」と考える人もいます。

いわゆる「SFC修業」は、その取得を目的とした搭乗です。

そしてSFC修行をした人にとって、何が困るのか、もう少し整理したいと思います。

影響を受ける人これまで期待していた使い方当初案で問題になること
過去の出張でSFCを取得し、今は年数回しか乗らない人年会費を払い、旅行時にANAラウンジを使う対象決済が年300万円未満なら、SFCによるラウンジ利用ができなくなる
自費で「SFC修業」をした人取得時の出費を、長年の特典利用で納得できるものにする取得後にも毎年の条件が加わり、当初の費用対効果が変わる
普段の支払いを他社カードにまとめている人SFCは航空サービス用、別のカードは還元やホテル特典用特典を維持するには、支払い先の大幅な組み替えが必要になる
退職後の旅行に使おうと考えていた人現役時代に取得した資格を夫婦旅行などで活用する支出が減る時期に、年間決済条件を満たしにくくなる
海外のスターアライアンス便を使う人エコノミーでもラウンジや各種優先サービスを使うゴールドからシルバーになると、海外他社便で失う特典が広い

実は失う可能性があるのは、国内のラウンジだけではない

スターアライアンス・ゴールドの資格がなくなることが、結構でかい。おそらくここが割と改悪の肝なのではないかと思っており、

今回の反響を理解するうえで大切と思います。

特に海外旅行では、スターアライアンス・ゴールドの価値があります。シルバーになると、特典が受けられなくなります。もちろん、ビジネスクラスなど、別の利用資格があれば扱いは異なりますが、ビジネスクラスに乗るような人は今回の件は無風とも思います。

サービススターアライアンス・ゴールドシルバー
対象の空港ラウンジ利用可能資格による利用不可
優先チェックイン対象対象外
優先搭乗対象便で利用可能対象外
手荷物の優先受け取り対象対象外
無料手荷物許容量の優遇対象対象外

一方、当初案でもANAグループ運航便では、ラウンジ以外の各種サービスは維持するとされています。「SFCの優先搭乗や手荷物優先が、すべてなくなる」という理解は正確ではありません。

制度の構造から考えると、不満の中心は次の3点です。

  • 取得済みの人にも条件が追加されること。 これから取得する人なら判断できますが、すでに取得のための費用や時間を使った人は、過去の選択をやり直せません。
  • 航空機の利用実績に加えて、毎年のカード決済が必要になること。 年300万円は月平均25万円です。追加で300万円を支払う意味ではありませんが、生活費をまとめても届かない人や、他社カードの特典を諦める必要がある人がいます。
  • 将来にわたって使えると期待していた価値が変わること。 特典が永久に保証されていたわけではありませんが、その期待をもとに取得した人ほど、変更を大きく感じると考えられます。

ANA自身も「多くのお客様よりご意見」を受けたと説明しています。ただし、どの理由が反響の中心だったかについて、利用者全体を調べた結果として断定することはできません。

ちなみに「出張で自然に取得できそうな人」は、少し立場が違います

毎年プラチナ資格を維持できる間は、その資格でラウンジなどを利用できます。影響が表れやすいのは、出張が減り、プラチナ資格を失った後もSFCの特典を使いたいときです。

これからSFCを目指す人は、取得後の負担まで考えたい

これから取得する人にとっては、最初に資格を得るまでの費用も判断材料になります。

取得の見込み考え方
出張だけで自然に届く追加搭乗の負担が小さい。今後の利用予定と維持条件を確認
あと少しの搭乗で届く追加航空券代・宿泊費・使う時間を計算
大半を自費搭乗で積み上げる取得費用を、何年の利用で納得できるか検討

出張だけで届く人と、特典のために自費で何度も飛ぶ人を、同じ「SFC取得」で比べることはできません。

例えば、取得のための追加支出が仮に15万円かかり、その価値を5年で考えるなら、取得費用だけで年3万円相当です。そこにカードの年会費や、維持条件を満たすための負担が加わります。

これは実際の修業費用の相場ではなく、自分の費用を整理するための計算例です。将来の特典が5年間保証されるという意味でもありません。

取得費用を「一度払えば終わり」と考えず、その後の使い方まで含めて比較する。 改定が気になる今だからこそ、ここを確認しておきたいと思います。

すでにSFCを持っている人は、これからの費用で判断する

既存会員は、過去の取得費用をもう一度払う必要がありません。

「修業にお金をかけたから手放せない」と感じるのは自然ですが、これからの判断では、今後払う費用と今後使う特典を中心に考えます。

振り返ること確認する内容
ラウンジ利用過去1年で実際に何回入ったか
優先サービス手荷物預けや優先チェックインをどれくらい使うか
家族利用家族カードや同行者特典を利用しているか
今後の搭乗異動・退職などで利用が増減しそうか
決済条件普段の支払いを集めるだけで届くのか
年会費現在のカード種別を維持する価値があるか

SFCにはラウンジ以外にも優先サービスや家族会員制度があります。再入会には所定の資格が必要になるため、解約は最終条件を確認してから判断したいところです。

年間300万円は「利用料」ではない。ただし、負担がゼロとも限らない

仮に当初案のような年間決済条件が採用された場合でも、300万円をラウンジ代として支払うわけではありません。普段の生活費などの支払いを集約するなら、支出そのものが300万円増えることはありません。

ただし、今のカードで得ているポイントや特典が減る可能性はあります。

例えば、移す決済額300万円について、還元の評価が実質0.5ポイント分下がると仮定すると、差は年間15,000円相当です。実際にはANA側で得るマイルや特典も含めて計算します。

逆に、条件達成のために不要な買い物を増やすなら、それは直接の追加負担です。

普段の支払いで自然に届く人と、無理をして条件に合わせる人では、同じ特典でも負担が違います。

空港ラウンジは3種類。SFC・ゴールドカード・PPで何が違う?

同じ「空港ラウンジ」でも、使える場所やサービスは異なります。休憩できればよいのか、食事を楽しみたいのか、搭乗直前まで落ち着いて過ごしたいのかで、自分に合う選択肢が変わります。

以下は、日本の国内線利用を中心にした比較です。

比較項目SFCで使えるANA LOUNGEなどゴールドカードなどのカードラウンジプライオリティ・パス(PP)対象ラウンジ
主な魅力ANA便の搭乗前に利用しやすい手持ちのカードで気軽に休憩できる施設によって食事やお酒も楽しめる
ソフトドリンク基本無料基本無料基本無料
お酒基本無料有料が多い。一部は無料提供あり無料の施設が多いが、杯数制限・有料メニューもある
食事国内線は本格的な食事を期待する場所ではない原則なし、または有料。軽食付きの施設もある軽食・セットメニュー・ビュッフェなど、施設ごとに異なる
同行者現行のSFC特典では原則1名無料。搭乗便などの条件あり有料が多い。カードによって無料枠あり発行カードによって無料人数・料金が異なる
利用回数現行のSFC特典では年間回数の上限なし。毎回搭乗条件ありカードによって無制限・年間回数制限あり発行カードによって無制限・年間回数制限あり

ANA LOUNGEの良さは、出張の流れに組み込みやすいこと。

保安検査を済ませてから、搭乗まで飲み物を飲んだり、仕事をしたりできます。時間に余裕のない出張では、この使いやすさに価値があります。

カードラウンジの良さは、利用するための負担が小さいこと。

すでに対象カードを持っていれば、追加のカードを作らずに利用できます。「静かに座って休みたい」という目的なら、まず確認したい選択肢です。

PPの良さは、利用できる施設の選択肢が広がること。

ただし、PPはラウンジのブランドではなく、提携施設を利用するための会員サービスです。どこでも同じ食事やサービスが受けられるわけではありません。 また、提携レストランはラウンジとは別の扱いで、楽天カード発行のPPなどでは対象外です。

なお、国際線のANA LOUNGEは食事やシャワーなどが充実しており、国内線とはサービスが異なります。 SFCの価値を考える際も、国内出張が中心なのか、海外旅行にも使うのかを分けて比較すると判断しやすくなります。

国内線で使えるラウンジ|カード別比較

○=利用可能/△=SFCのカード種類による/×=対象外
セゾン欄の「本体」「PP」は、受付で使う特典の違いです。

空港ラウンジSFC楽天ゴールドセゾンプラチナ・ビジネス
羽田・第2ターミナルANA LOUNGE(本館南・本館北)××
羽田・第1ターミナルPOWER LOUNGE SOUTH/NORTH/CENTRAL○ 本体
羽田・第2ターミナルPOWER LOUNGE NORTH/CENTRAL○ 本体
羽田・第2ターミナルエアポートラウンジ(南)○ 本体
羽田・第3ターミナル側羽田エアポートガーデン NODOKA××○ PP
福岡・国内線ANA LOUNGE××
福岡・国内線ラウンジTIME/ノース・サウス○ 本体
新千歳・国内線側ANA LOUNGE××
新千歳・国内線側スーパーラウンジ/アネックス○ 本体
新千歳・国際線側の一般エリアCafe Sky Library××○ PP
関空・国内線搭乗エリア共用ラウンジKANSAI××
関空・エアロプラザNODOKA○ 本体/PP

※国内線搭乗者が利用できる一般エリアの施設も含みます。
※楽天ゴールドは、対象カードラウンジを合計年間2回まで無料で利用できます。
※SFCは現行の会員特典で比較。ANAラウンジ等には対象便の搭乗条件があります。カードラウンジの対象施設は、SFCの発行会社・カード種類によって異なります。
※本体とPPの両方に対応する施設でも、滞在時間や飲食特典が同じとは限りません。各施設の条件に従います。

食事をしたいのか、搭乗直前まで休みたいのか

国内線ANA LOUNGEは、国際線ラウンジのような食事ビュッフェを期待して選ぶ施設ではありません。飲み物やアルコールを楽しみながら、搭乗前に過ごす用途が中心です。

対して、PP対象施設には食事付きの施設もあります。ただし、国内線の搭乗口から遠い場所にあることもあります。

時間に余裕がある旅行なら、食事のために移動するのも楽しめるでしょう。仕事を終えて空港へ向かう出張なら、寄り道せず利用できる方に価値を感じるかもしれません。

無料で何を飲めるかだけでなく、その場所まで行って戻る時間も比較に入れる。 ここが、ラウンジ選びでは大きな違いになります。

楽天ブラックのPPでも、お酒は飲める?

対象ラウンジが無料で提供する範囲なら、食事やアルコールも利用できます。

楽天ブラックカードのPP特典は本人の利用回数制限がなく、同伴者2名まで無料。楽天プレミアムカードは本人が年間5回まで無料で、同伴者は有料です。

ただし、楽天のPPは「ラウンジ」カテゴリーが対象で、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」に分類される施設は対象外です。ラウンジ内の食事は利用できても、PP提携レストランは使えないという違いがあります。

同じPP付きカードでも条件はそろっていません。カードの色や年会費より先に、使いたい施設が対象かを確認する必要があります。

ANAプラチナ会員になるには?出張で達成できるモデルケース

ANAプラチナ会員になると、対象便の搭乗時にANA LOUNGEなどを利用できます。SFCの申し込みを考える人にとっても、まず目指すことになる資格です。

飛行機の利用だけで取得する場合、次の条件を満たす必要があります。

項目プラチナ資格の取得条件
必要なプレミアムポイント年間50,000ポイント以上
ANAグループ利用分上記のうち25,000ポイント以上
集計期間毎年1月1日〜12月31日の搭乗分
翌年への持ち越しできない
ポイントの決まり方飛行距離・運賃・座席クラスなどによって変わる

達成例|札幌5往復・福岡8往復・那覇5往復

出張先年間の出張回数1往復の獲得ポイント目安年間の獲得ポイント目安
羽田⇄新千歳5往復約2,430約12,200
羽田⇄福岡8往復約2,610約20,900
羽田⇄那覇5往復約3,950約19,700
合計18往復・36搭乗約52,800ポイント

年間50,000ポイントを超えるため、このモデルならプラチナ資格に届きます。 全便をANAグループ運航便としているので、ANAグループ利用分25,000ポイントの条件も満たします。

毎月必ず2回出張する必要はありませんが、月1回の出張に加えて、年の半分はもう1回遠方へ行くくらいの利用になります。

ただし、このモデルには距離の長い那覇への出張が5往復含まれています。同じ18往復でも、短距離路線が中心なら届かないことがあります。

自分の場合は出張だけでプラチナを維持できる?年11往復で試算してみた

今回、特に意外だったのが、出張の回数を具体的に当てはめた結果です。

飛行機の利用だけでANAプラチナ資格を得る通常の基準は、年間50,000プレミアムポイント(PP)、そのうちANAグループ利用分25,000PPです。1月から12月で集計され、翌年への持ち越しはありません。

ここでのPPは「プレミアムポイント」です。ラウンジサービスの「プライオリティ・パス」とは別の意味になります。

札幌3回・福岡5回・那覇3回では届かない

年間の出張回数を想定してみて、次の条件で試算しました。

  • 羽田から直行便で往復
  • 札幌3往復、福岡5往復、那覇3往復
  • ANA便の普通席(エコノミー)
  • 株主優待を基本に、予約できない場合はフレックス
  • 2026年5月19日以降の運賃・積算条件を適用
出張先年間往復数すべて株主優待すべてフレックス
札幌・新千歳3往復約7,300PP約8,500PP
福岡5往復約13,100PP約15,300PP
那覇3往復約11,800PP約14,200PP
合計11往復・22搭乗約32,200PP約38,100PP
50,000PPまでの不足約17,800PP約11,900PP

株主優待が中心なら、結果は約32,200PP寄りになります。たまにフレックスを使っても、この11往復だけでは50,000PPには届きません。

同じような行き先の割合で、株主優待を使うなら、年間18往復前後が目安です。月平均では約1.5往復。月1回に加えて、月2回出張する月もあるくらいの頻度になります。

これは今回の路線構成での目安で、短距離路線が多ければ回数が増え、長距離路線や上位座席の利用が多ければ変わります。

「出張が多いから自然に維持できそう」と思っていても、一度は行き先と運賃を入れて計算した方がよいと感じました。

30,000PPと決済・サービス利用を組み合わせる方法もある

飛行機だけで50,000PPに届かなくても、ANAグループ利用分30,000PPに加え、対象ライフソリューションサービス7つ以上、ANAカード・ANA Pay決済額400万円などの所定条件をすべて満たす方法もあります。

SFC改定案の「300万円」と、プラチナ取得のための「400万円」は別の条件。数字だけを混ぜて考えないようにしましょう。

ラウンジが目的なら、SFC以外の方法もある

年数回の休憩なら、手持ちのカードを確認する

まずは、現在持っているゴールドカードなどの対象ラウンジを確認します。

休憩と飲み物が主な目的なら、新しい高額年会費のカードを追加する必要がないかもしれません。ラウンジを使わず、必要なときにカフェで過ごす選択肢も含めて比較できます。

食事を楽しむなら、PPの対象施設からカードを選ぶ

「PP付きだからお得」ではなく、普段の出発空港に、利用時間の合う対象施設があるかを先に見ます。

年に数回しか対象施設へ行かないなら、無料回数の上限があるカードでも足りるかもしれません。反対に、頻繁に利用する人や同行者がいる人は、回数制限と同伴者料金の差が効いてきます。

提携レストランを使いたい人は、ラウンジ以外のサービスも対象にするカードが必要です。

ANA国内線ラウンジを使いたいなら、ANAカードプレミアムも比較する

ANAカードプレミアムには、本会員が対象のANA国内線に搭乗する際、ANA LOUNGEなどを利用できる特典があります。

このカード特典では家族会員や同行者は対象外で、国際線ANA LOUNGEまで同じように利用できるわけではありません。SFCのような搭乗資格取得を前提としない選択肢ですが、カードごとの申込・審査条件と年会費はあります。国内線を一人でよく使う人なら、SFC取得のための追加搭乗費用と比較する意味があります。

国内線|羽田・福岡・新千歳・関空では、PPはSFCの代わりになる?

「休憩場所の確保」はかなり代替できます。ただし、「保安検査後に、お酒を飲みながら搭乗を待つ」という使い方まで代替できるかは、空港によって違います。

4空港で、どこまで代替できるのか?検証してみたいと思います。

PPは「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス付帯」を想定し、カード本体のラウンジ特典も含めます。

ということで

国内線利用時に使える主なラウンジ・食事施設を調べてみました。

羽田空港|国内線で使えるラウンジ・食事・リフレッシュ施設

羽田空港は、カード本体で使えるラウンジに加えて、Priority Passを使うことで食事や足湯・ボディケア、シャワーなどの選択肢を増やせます。特に第3ターミナル側はサービスが充実していますが、国内線利用ではターミナル間の移動時間も考えておきたいところ。短時間ならカードラウンジ、時間に余裕があればPPを組み合わせる使い方が現実的です。

福岡空港、新千歳空港|国内線で使えるラウンジ・食事

福岡空港は、国内線ターミナル内のカードラウンジだけでも休憩しやすく、Priority Passを無理に使わなくても過ごしやすい空港です。新千歳空港もカードラウンジが中心ですが、Cafe Sky LibraryなどをPPで利用することで食事を補えるのが特徴。スーパーラウンジ アネックスではスナックの提供もあり、空港ごとに「カード本体」と「PP」の役割が少し異なります。

関西国際空港|国内線で使えるラウンジ・食事・リフレッシュ施設

関西国際空港では、エアロプラザのNODOKAをカード本体またはPriority Passで利用でき、休憩に加えてPPなら食事や缶ビールなどの選択特典も受けられます。さらに国内線第1ターミナルでは、ぼてぢゅう1946の飲食代をPP特典として利用可能。ラウンジで休むだけでなく、「食事を空港で済ませる」という使い方まで含めて考えると、PPの活用幅が見えやすい空港です。

PP付きカードでは、ラウンジで休むだけでなく、出発前のボディケアやシャワーにも特典を使えます。特に羽田では選択肢が増えますが、施設は保安検査前にあり、ANA国内線の出発ターミナルから移動が必要な場合もあります。空港へ早めに到着して過ごす人ほど、活用しやすい特典です。

自分の出張と旅行に、どの特典が必要なのか

今回の検討で分かったのは、「SFCが便利」ということと、「自分にとって取得・維持する価値がある」ということは、分けて考える必要があるということでした。

羽田・新千歳・福岡を使うANA中心の出張なら、搭乗前に立ち寄れるラウンジは便利です。優先サービスにも、移動の負担を減らす価値があります。

ただし、札幌3往復・福岡5往復・那覇3往復という出張モデルでも、通常のプラチナ維持基準には届きませんでした。ラウンジのために毎年追加搭乗するなら、その費用と時間は小さくありません。

これから目指す人は、取得後の利用と負担まで確認する。

すでに持っている人は、再発表を待ちながら、実際に使っている特典を数えてみる。

そして、休憩や食事が目的なら、手持ちのカードやPPでどこまで満たせるかを確認する。

次の一年に自分が乗る便と、空港で過ごしたい時間に合う方法を選びたいと思います。

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